今回はアウエー編です。

フクアリ編で紹介したとおり、今シーズンアウエーでは9勝7敗5分、1試合平均の勝ち点は1.52でした。フクアリよりかは勝ててるけど、昇格するにはもっと勝たないといけないですよね。来年は負け2つを勝ちに替えて11勝5敗5分くらいになって欲しいです。

そんな中でアウエーでのベストゲームを3試合選ぶとすると、
①第33節仙台戦(2-0)
個人的にずっと行きたくても行けなかった憧れ?のユアスタで、思いがけず狭いエリアに押し込まれた事に奮起した?ジェフサポの大声援が真夏のホーム3連戦で1勝も出来なかった選手たちを後押しし、結果的に2-0で完勝した試合。試合後に田口が「声援が凄かった」って言ってくれてて、アウエーならではの選手とサポの一体感が感じられた。こちらも結果的に言えば、ユアスタよりフクアリの方が見やすいと思った。あくまでも個人的な感想です。

②第25節新潟戦(2-1)
ここまでホーム負け無しで、首位を独走しかけた新潟とのアウエー戦。この試合は西久保のプロ発ゴールで先制したけど、相手のもの凄いFKで同点にされ、それでもソロモンのヒールキックで勝ち越すと言うと一見互角の展開に思うけど、実はジェフのボール保持率は28%という内容でした。これをベストゲームにするのもどうかと思ったけど、試合を通して攻められっぱなしなのに決定機は殆ど作らせず、少ないチャンスを確実に物にする究極の守り勝つ試合だったので選びました。

③第30節群馬戦(3-0)
まさに完勝という試合。開始直後に相手の隙を突いて先制点を取って勢いに乗り、追加点を効果的な時間帯に取り、相手を完封する、観てて全く危なげない試合でした。初めてのソロブワのアベックゴールも見られたので本当なら1位にしたかったけど、群馬の調子が悪かったのもあって3位にしました。

続いてベストゴールも3つあげてみます。

①第17節東京V戦の高木のゴール
カウンターから福満の縦パスを相手に囲まれてたソロモンがワンタッチで高木にパス、抜け出した高木がGKとの1対1をしっかりと決めたゴール。ソロモンのワンタッチが意外性が有って良かったし、高木のシュートも落ち着いていて、いつもこんなカウンターが出来たらなぁと無い物ねだりをしたゴール。



②第29節岡山戦のチアゴのゴール
後半開始早々に先制され、その後のジェフは決定機を作れずこのまま負けちゃうんじゃ…と思い始めた時、自陣のエリア内で岡山のパスをカットした田邉がそのままドリブルを開始して60〜70メートル独走してから並走してたソロモンにパス、ソロモンが狭い隙間を抜くセンタリングを入れフリーになったチアゴが決めたゴール。とにかく田邉の持ち出しが素晴らし過ぎて、ソロモンのセンタリングもここしか無いって所を通したナイスゴール。

③第25節新潟戦のソロモンのゴール
秋山のシュートをソロモンがヒールで決めたおしゃれなゴール。ゴールが決まった時には誰かに当たって入ったのかなと思ったけど、ソロモンが意図的にヒールで打ったのが分かって、ソロモンやるじゃんと思いました。このまま色々なパターンでゴールを決められる選手になってほしいですね。

他に候補になったのは、ブワちゃんのシュートのこぼれ球をソロモンが押し込んだ、若い2人で取った群馬戦のゴールとかでした。

という感じです。

最後に来年の目標を。
昇格に必要なのは、去年も同じ事を言ったけど、まず格下のチームから確実に勝ち点3を取る事だと思います。
例えば11位以下のチームに全勝すると、それだけで24勝、勝ち点72をゲット出来ます。
ちなみに今年のジェフは、11位以下のチームに11勝9敗4分、勝ち点37で、1試合平均の勝ち点は1.54でした。これは秋田や栃木にシーズンダブルを喰らったり、調子が悪かった町田や大宮に勝てなかったりが響いた様です。ちなみにジェフより上位の9位以上のチームには6勝6敗6分、1試合平均の勝ち点は1.33と勝ててない事を考えると、やはり下位に勝たないと上位に行けないことが分かります。
来年は、今年勝てなかった秋田、栃木と昇格して来るいわき、藤枝にはしっかり勝って欲しいですね。いわきは強そうですが…。
その前に、新監督がどんなサッカーをするのかにも注目してます。