先日、次女が
「ママ、私、23歳になるのに、全然大人になれない。いくつになったら、大人になれるのかなあ?」と聞くので、
「人は大人になることはないよ。大人要素のパーセンテージ割合が変化するだけだよ」ときっぱり言った。
大人という言葉には、思慮深く、分別があって、落ち着いたイメージがあるが、そんな人はほぼいない。あるのは、その時々の大人のパーセンテージだけだ。
もちろん、社会的に自立、責任を果たすことは大人のベーシックなパーセンテージだが、それ以外のことは、進歩したり、後退したりするので、年齢がいけば大人になるというのは思い込みにすぎないとシニアになって思う。
だから、「いつまでも少年の心を持っている素敵な男性」という表現には
いや普通だからと思う。
実際、私の大人パーセンテージが一番高かったのは、就職して3年目くらいだったと思う。
今日は、3月3日のひな祭り。
2月の20日あたりから、玄関にお雛様を飾っている。
ここ数年は生徒に季節の雰囲気を味わってもらおうと、親王飾りだけ出している。本当は数段の飾りがあるが、玄関じゃ狭すぎるし、出し入れも簡単だ。
ひなあられと萩の月、ピンクのポッキーとお菓子も飾っている。じつは今年はひなあられを二つ買った。お雛様を出す前に買って置いたら、夫に食べられた。(溜息)
次女が丸赤で、散らしずしを買ってきた。予約制だった。アナゴがたくさん入った散らし寿司はおいしかった。
いくつになっても、お雛様を見ていると楽しい。(子供のパーセンテージがあがる)