S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
青森県内の桜もGWを迎える前に散ってしまいそうな勢いですが、気温も暖かい事から、アメブロでも少し時季を先取りして 五月病 を取り上げてみます!
そこで今回は2015年5月7日の第44回目のTOPICS『 五月病? ~社会・環境的暗示に惑わされず時に常識を疑ってみる~ 』をお届けしてみます!
まず、「五月病」とは何なのでしょうか???
よく、GW後に疲労、倦怠感、無気力などの症状が発生することと説明され、それは特に新入社員や入学、転勤などで 環境が変わった 方に多く見られる傾向があると言われています。
ところで、私の知る限りでは、医学や科学的見地から「五月病」が発見されたということは聞いたことがありません。
また、私自身が「五月病」なるものを意識したのは、おそらく、小さい頃、漫画のドラえもんの中で、のび太君がGWが終わってしまうと2ケ月程連休が来ないと嘆いていたのが始まりだと思います(笑)
それでは、「五月病」というのは、本当に 存在 するのでしょうか???
もし存在するとしたら、 理由 は何なのでしょうか???
(※ 上記のような症状が長期化している場合は、専門の医師などの判断を仰いで下さいね)
私の個人的見解ですが、「五月病」というのは、
社会・環境的暗示の影響
であると考えています。
社会・環境的暗示というのは、分かりやすく表現すると 「常識」 ということになります。
当初はGW後の遊びの疲れや、4月からの新しい経験における緊張などが残存していて、疲労や倦怠感などを訴える方々がいたことと思われます。
しかし、人間にバイオリズムがあるのと同様に、季節にも変化があり、それに 慣れていくための調整期間 とも捉えることも出来ます。
そして、このような傾向に対して、誰かが「五月病」と 名付けた のだと思います。
それが新聞やTVなどを通して、瞬く間に「五月病」という用語が一人歩きをして、私達は無意識的に、GW後は「五月病」になりやすいという暗示が組み込まれたものと考えます。
そして今では、五月に疲労や倦怠感を訴えると、ほとんどの人が「五月病じゃないの!?」という 話をしている ことと思われます。
そして、これが「常識」となってしまった所以とも考えられます。
私達は誰もが小さい頃から「常識」という暗示を、繰り返し繰り返しプログラミングされています。
そして、このプログラミングはほとんどが 無意識状態 で行われています。
社会という集団生活において、平和に安全に暮らしていく中では、確かに人を傷つけないなどの一定のルールは必要な部分もあるかもしれません。
しかし、私達が意識している「常識」の中には、私達を制限するもの、私達をコントロール下に置くために使われているもの、そして、 真実から掛け離れている 「常識」というのも多々あります。
「郷に入れば、郷に従え」という言葉があります。
これは、ある社会における「常識」が、別の社会においては「非常識」であるケースがあることを示唆してもいます。
私達は「常識」を 疑うように はほとんど教育されていません。
なぜなら、その方が他の人をコントロールしやすくなるからです。
そして、そのコントロールには 「怖れ」という感情 がよく利用されています。
例えば、
「幸せになるためには苦労しなくてはならない」
「努力は美徳である」
これらの言葉などは、確かに分かる部分もあるかもしれませんが、本当に「真実」なのでしょうか???
ある人にとっては「常識」であることが、他の人にとっては「非常識」であるように、人の数ほど「常識」は存在しているものと思われます。
このように、大多数の人が「五月病」という「常識」を 信じているからこそ、それが更に社会的に強化されている とも言えます。
是非、これを機会に皆様の中にある「常識」を、一度「本当なのかな???」という視点を持って考えて頂ければ、何か新しい発見があるかもしれません、、、
なお補足ですが、実際に「五月病」なるものに捕らわれていると感じる方は、 「今」に生きる! ように意識してみて下さい。
「今」に生きる! ということが難しいと感じる場合には、ただ、 「今」に在る! ように心がけてみて下さい。
と、このような内容でお届けしておりましたが、また、五月病とは違いますが、4月の中旬頃から早くも新入社員の退職手続き代行会社が大忙しというニュースもあります!
前向きな転職もあれば、転職による罪悪感や自己嫌悪を感じるケースもあるでしょう。
そのどちらでも、やはり、
「今」に生きる!
「今」に在る!
というのは共通しています(笑)
『 五月病? ~社会・環境的暗示に惑わされず時に常識を疑ってみる~ 』はこちら
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