S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!



 

大谷翔平さんの元通訳の違法賭博問題も少しずつ詳細が明らかになって来ていますが、このような話題もカウンセリングの練習法として色々と活用出来ます!

 

そこで今回は2024年3月3日の第504回目のTOPICS『 カウンセリングの練習法 ~善意と悪意と正直と嘘という視点から~ 』から、その一部をお届けしてみます!

 

今回のテーマのカウンセリングの練習法では事実を扱う必要性も無い事から、あくまで架空の想定問答のように幾つかの視点(ケース)から眺めてみます!

そして、あくまでカウンセリングの練習法がテーマなので、ここから紹介する複数のケースは私が勝手に設定するものであり、この先に分かって来る事実とは違って当然という点を頭に入れて置いて下さい(笑)


 

【 想定問答を活用した練習法 】

○ 《 大谷さんが合法の賭博と思って借金を肩代わりしたケース 》

例えば日本国内であなたの知人が銀行の借金に苦しんでいて、善意から肩代わりして上げたという想定をしてみると、これは何ら問題でも無く罪に問われる事も無いのはお分かりになるでしょう(笑)

 

○ 《 大谷さんが違法賭博と知りつつ善意(立ち直って欲しいなど)から肩代わりをしたケース 》

ここでは法律が関係して来ます。
ニュース等ではアメリカのそれぞれの州法の違いがあるにせよ、違法と知って肩代わりをしたのであれば大谷さんも罪に問われる可能性があると言われています。

 

そして、賭博とは少し性質が違いますが「仮に日本国内であなたの知人が違法な高利貸しの借金に苦しんでいて、善意から肩代わりして上げた」というケースで罪に問われる事(可能性)は無い(少ない)かもしれません。

勿論、違法の高利貸しは反社会的勢力等が関係している事でしょうが、あくまでここは善し悪しという視点ではありません。

 

 

【 想定問答に視点を加味する 】

ここは大谷さんから離れ少し視点を加味します!

例えば「同じ違法(犯罪)というケースで、仮にアメリカ国内で子どもが誘拐され身代金を要求され、助け出す為に身代金を肩代わりして上げた」という想定ではどうなるでしょうか???

私もアメリカの法律は全く知りませんので、このケースは罪に問われないという仮定でのお話です!

 

そして、仮に水原 氏が借金を返せない事により脅迫などを受け、命の危険まで考えるに至っている場合に肩代わりするケースと、子どもが誘拐され人質となっているケースとでは違いが生じるでしょうか???


 

ここ迄の想定のケースに関して私が答えを出せるものではありませんので、皆さんの自由に考えて貰えればと思いますが、

 

悩みなどの相談では確かに心というのは自由ではあるが・・・

《 現実的(社会的)対応 》も同時に考慮に入れる必要がある!

 

という視点は意外と抜け落ちているケースは多々あります。

 

これもTOPICSでは幾度か伝えていますが、例えば「借金があってよく眠れない」というケースです。

カウンセリング等で気持ちが少し落ち着き、その直後には多少寝付きが良くなったとしても、借金を返す算段を同時に行動に移していかなければ、すぐにまた眠れなくなるケースと同じになります。

 

 

【 想定問答の視点を更に飛躍させる 】

ここで視点を更に飛躍させます!

○ 《 大谷さんが違法賭博である事を知って肩代わりをし、なおかつ大谷さんが肩代わりする事が違法となるとは全く知らなかったにも関わらず、顧問弁護士等から「違法賭博である事を知っていたら罪に問われる可能性が出るから、違法とは知らなかったと嘘を付くように」と提案をされて悩んでいるケース 》

ここでも繰り返しで恐縮ですが、あくまでカウンセリングの練習法であり、私の脳内!?思考!?で繰り広げられる展開ですので(笑)

 

では、このように違法賭博とは知らなかったと「嘘を付いた」場合の、その後の大谷さんの心の中を想像してみます、、、

 

チャンスの場面でホームランを打って観客がスタンディングオベーションで迎えてくれたけれど・・・

どこか素直に喜べない自分も同居している・・・

なぜなら自分はファンに対しても嘘を付いたのだから・・・

 

そして、このような傾向(感情)が更に昂じてくると、

 

ホームランを打っても喜べない自分がいるのであれば・・・

何の為に自分は練習をしているのだろうか???

 

と、この先は練習に身が入らなくなり、それと同時に成績を残すのも難しくなっていき、ファンも離れていく流れも想像出来ます。

 

そして「違法賭博であった事を知らなかったと嘘を付くよう」提案された際に、仮に嘘を付く前であっても、嘘を付いてしまった後でも、

 

自らを振り返り・・・

自らの至らなかった点などを認め反省し・・・

自らの思いを正直に(素直に)公表する・・・


 

というのが 一番の最善策 になります。

そして、おそらく、そんなの当たり前の話じゃないの???と思われる事でしょう(笑)

 

 

【 カウンセリングで陥りやすい落とし穴 】

カウンセリング等に来る前のクライアントに関し、

 

自らの心の逡巡や揺れ動きに気づいているからこそ今あなたに相談に来ている・・・

 

というのも忘れがちになる視点です。

 

そしてクライアントの気持ちの中には、ほんのチョットの背中の後押しが欲しいというケースは多くありますが、

 

アドバイスや提案をした後はクライアントの選択と決断を尊重し・・・

クライアントをコントロールしようとしてはならない!!!


 

というのが最も大切で必要になります!

勿論、自殺などの相談では何とか防ぐように一生懸命に説得などをしますし、私も同じくそのようにしますし、これは誰かを傷つけたいなどの相談でも同様です。

 

しかし、「クライアントをコントロールしようとしてはならない」というのは、



そもそもがコントロールなど出来ない

 

というのが事実であり真実です。

勿論、同じく自殺などの悩みで実際に実行されてしまった場合などでは、「他に出来る事はあったのではないか、、、」など思い悩み惑うのも正直な所でしょう。

 

 

【 あなたが相談するという視点も 】

滅多に無いケースですが、仮に何かの犯罪等をしてしまったような相談を受けた時も、ここ迄と同様の対応になりますが、この場合には守秘義務という範疇を逸脱しない中で、相手の名前を出さずに警察に 《 あなたが相談する 》 という事も考慮に入れる必要性が出て来ます!

 

 

ちなみに、仮に「違法賭博をしていたのが大谷さんで、水原 氏がその身代わりになった」というケースを仮定してみると、その場合であれば大谷さんはアウト!!!なのは間違いありません!

しかし、ここに社会という視点を当てはめると、政治家のお金の問題等で秘書のみが全責任を負わされ、当の政治家は何事も無かったかのように、変わらずに政治の世界に寄生し続けているのはどうなのでしょうか、、、

 

 

そして、今回のカウンセリングの練習法という側面は、特段に目新しい特殊な方法でも何でも無く、

 

想像力を活用して他者の様々な出来事等から自分なりに考え続ける事!!!

 

という、ごくごくありふれたシンプルな方法です(笑)

まさか、、、シンプルなものは効果が無い、、、などの思考に陥っていませんよね!?(笑)

 

 

と、このような内容でお届けしておりましたが、

 

私達の思いは同時に複数を抱く事が出来る

 

という面は意外と気づけていないケースがあります。

そして、それはカウンセリングに限らずコミュニケーションでも同じ事になります!

 

つまり、話している相手の人が複数の思いを抱いているのならば、

 

あなたも複数の受け応えが思い浮かべば・・・

コミュニケーションが円滑になる!


 

というケースも多々あります(笑)

その為には、



常日頃からの練習が大切で必要!!!

 

という事にもなります(笑)



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