S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
今年も色々な出来事がありましたが(これに関しては今年最後となる次回の投稿で改めて触れてみます)、私は野球が好きなのでWBCの優勝など喜ばしいニュースもありましたが、どこか 総じて眺めて見ると 、やはり、あまり宜しくないニュースがとても多かったように感じております!
そして、
心や気持ちが萎縮しがちになっている時は・・・
普段よりも大胆さを心掛けて・・・
意識して視野(視点)を拡大させてみる!!!
という事で 切り替え がしやすくなる場合も多々あります(笑)
そこで今回は2019年4月20日の第250回目のTOPICS『 「想像力」&「考える力」 ~史上初!ブラックホール直接観測より~ 』&2019年4月27日の第251回目のTOPICS『 続編:日常に活かす視点! ~史上初!ブラックホール直接観測より~ 』を セット にし、そのほんのごくごく一部をお届けしてみます!
では、今回のテーマを進めるに当たりましては、2019年4月11日放映のコズミック フロント☆NEXT(NHK)からの「史上初!ブラックホール直接観測」と、2019年4月14日放映の情熱大陸(TBS)からの「本間希樹/人類初ブラックホールを撮影!歴史的快挙の舞台裏2年超密着」の内容を踏まえてお伝えして参ります!
そこで、ブラックホールという 「言葉」 は、おそらくほとんどの方が知っているかと思われますし、この言葉は 「小さい頃」 に耳にして、センセーショナルな響き?も相伴って、忘れずに未だに 「覚えている」 言葉であるかとも思います。
では、ブラックホールとは何なのか?という点と、今回の初観測の「背景」においては、どのような事が「行われていた」のかを、ざっと俯瞰して見ていきます。
まず、事実としましては、ブラックホールは今迄の所は「直接」観測はされておりませんでした。
このブラックホールは、アインシュタインの相対性理論などが元になって「生まれた」、
「想像上」の天体
とされていました。
しかし、理論上においてはあまりにも奇妙な天体である為に、
「実在」しない
と多くの研究者がこの説に「異」を唱え続けていました。
しかし、その後の様々な観測等によって、
「存在」を示す「間接的」な証拠が次々と発見
されていきました。
しかし、そのような「流れ」からも、やはり、
「直接」観測出来たブラックホールは「存在」していなかった
という「道のり」を経てきました。
ただ、このブラックホールは、
強烈な重力で・・・
「あらゆる」ものを・・・
「飲み込む」天体・・・
という点は多くの 「一致」 を見つけ、その中心には黒い穴が存在しているのであろうと推測されてきました。
そこで、今回の初観測を試みるに当たって、天の川銀河と、5900万光年離れた所に位置するM87銀河が候補に挙がっていきますが、これ迄の間においても、様々なシュミレーションでブラックホールの予想画像が推測され作成されていました。
ちなみに、この5900万光年離れているM87銀河までは、新幹線に乗って向かうとすると、 200兆年以上 かかるそうです(笑)
そして、世界中の科学者や天文学者など、200人以上が参加して初観測に向けたプロジェクトを「推進」していきますが、その準備に要した時間は10年以上でもあり、その初観測に至るまでは、様々な苦難やトラブルにも見舞われる事になります、、、
更に、科学者や天文学者などの間においても、本当にそのような観測が可能なのか?どうやって観測出来るのか?などの 議論が交わされ、様々に「想像」され、様々に「考える」事となって いきますが、そこで、世界6ケ所にある、電波望遠鏡を活用する案が 「生まれました」 。
ここで活用される電波望遠鏡は、チリ(2台)、ハワイ(2台)、アメリカ(1台)、スペイン(1台)、メキシコ(1台)、南極(1台)の、計8台が使用される事となりました。
しかし、いくら性能が良いとは言え、それぞれの電波望遠鏡を「単独」で活用しては、効果はほとんど得られません。
ましてや、近い所の銀河系の中心までにおいても、その距離は2万6千光年であり、ブラックホールのサイズもとても小さいものです。
そこで、これらの電波望遠鏡を、
ネットワークで「結び付け」・・・
「地球サイズ」の超巨大電波望遠鏡を創り上げる!!!
という方向に導かれていきます。
勿論、 「物理上」 においては、望遠鏡にせよ何にせよ、「地球上」において、「地球サイズ」の何かを創り上げる事は不可能です(笑)
そして、これを実現すべく《イベント・ホライズン・テレスコープ》というプロジェクトが 「立ち上がって」 いきました。
なお、ここで「結び付け」られた、超巨大電波望遠鏡の性能は、 地球から月に置いたゴルフボールを観測出来る ほどのものです(笑)
このような様々な局面を乗り越えて、世界6ケ所、計8台の電波望遠鏡を活用した観測は終了し、その観測データは「1ケ所」に集められ、
最終的に・・・
「スーパーコンピューター」で・・・
「統合」されて・・・
いきました。
しかし、これで「終了」ではありません(笑)
ここからが「本当の目的」であり、それは、
(目には見えない)集められたデータを・・・
「見える」画像として・・・
「描く」こと・・・
です。
しかし、いよいよデータを画像処理していく事になりますが、集められたデータだけでは 「全体」を描く事は出来ず、「一部」しか 表現が出来ません。
そこで、幾つかのチームに「別れて」、それぞれが「案」を持ち寄り、「補正」を行っていきます。
そして、その中の一つのチームのメンバーである本間希樹 氏が行ったのが、《スパ-スモデリング》というものでした。
これは、
「限られた」データを元に・・・
「足りない」情報を数学的に「補って」・・・
画像を作り出す手法・・・
です。
そして、
私達の「脳」も・・・
瞬間瞬間「補正」を行いながら・・・
私達は「現実」というものを・・・
「認識」出来ている・・・
という意味では同じになります(笑)
このような幾多の「課題」をクリアーして、2019年4月10日に、 「晴れて」 M87銀河のブラックホールの画像が史上初の直接観測!として発表されるに至りました。
そして、この画像からは、アインシュタインが予想していた通り、
宇宙の中では・・・
「時空が歪(ゆが)む」・・・
という現象が、 「実際」に起こっている事が改めて示され、「事実」として認識される 結論ともなりました。
では、ここ迄がブラックホール直接観測における物語でしたが、もう、お分かりかと思われますが、
アインシュタインの「発想」も然り・・・
様々なデータを「統合」する「スーパーコンピューター」も然り・・・
初観測までの様々な課題などを「乗り越えた人々の力」も然り・・・
「全て」は・・・
「想像力」&「考える力」から・・・
「生み出された」産物・・・
である事をご理解頂けるかと思います。
スーパーコンピューターは、どこかの「遺跡」から発見されたものでもありませんし、「天から降って湧いてきた」ものでもありません(笑)
では、今回のテーマの本当の趣旨をお伝え致します!
それは、
「本質」は「見えなく」とも・・・
「本質」の周りにある「見える(見えている)」ものを・・・
「想像力」&「考える力」で・・・
「補う」ことで・・・
(次第に)「見えて」くるようになる!!!
というものです。
そして、
「本質」を知れば・・・
そこから、さらに・・・
「新たな本質」を探す「旅」が始まる!!!
という 「果てしない」道 に繋がっていきます。
そして、今回のプロジェクトのように、世界各国からの参加者を、
深い「絆」で結び付けているもの・・・
それは・・・
「好奇心」!!!
です。
宇宙には当然の事ながら「国境」というものも「存在」しておりません。
そして、
「好奇心」から「自(みずか)ら」を遠ざけているもの・・・
それは・・・
「怖れ」・・・
でもあります。
そして、先程の本間 氏は情熱大陸の番組のインタビューで、天の川銀河の方角を聞かれた際に、夜空を見上げてその銀河を探してみたのですが、分からなくて、「笑いながら」次のように述べておりました。
『 天文学者は星座を知らないので・・・
天文学者に星座を聞いちゃいけない・・・
(天文学者は)皆、(星座を)知らないから・・・
天文学者は「見える」星には興味がなくて・・・
「見えない」世界にこそ興味を持っている・・・ 』
と。
そして、さらにブラックホールの観測が何の「役に立つ」のか?と聞かれ、これにも「笑いながら」次のように答えておりました。
『 すぐには役に立たないでしょうね・・・
(中略)
最終的には、「何で?」私達がここ(地球)にいる(存在している)のか?・・・
に繋がるのが、「究極のゴール」ではないでしょうかね・・・ 』
と、このような内容でお届けしておりましたが、今回のアメブロ版ではごくごく一部の紹介でしたのでイメージが掴み辛い部分もあった事かと思われますが、来年、、、いえいえ特に今からは、、、
綺麗なものは・・・やはり・・・そのまま・・・綺麗なままであり・・・
醜いものは・・・やはり・・・変わらなければ・・・醜いままである・・・
それが・・・より「鮮明」になってくる・・・
と感じております!!!
そして、今回のブラックホールに代表されるような、 時空に歪(ゆが)みのある宇宙の視点 において、
「明日」という日を「想い出して」みて下さい・・・ (笑)
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