S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
 

 

トラブルや問題続きのマイナンバーカードに関する政治家の説明?言い逃れ?責任転嫁?も然りですが、先日来、車の修理会社の保険金不正請求の不祥事などでも記者会見が行われたりしております。



果たして、皆さんは納得出来るような内容に感じましたでしょうか・・・

そして、もし納得出来ないとすれば何かに引っかかっているのかもしれません・・・

では、その何かを見抜くには・・・

 

そこで気温も高く暑さも極まっている事から!?今回もシンプルな初期のものではありますが、2016年2月18日の第86回目のTOPICS『 人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~ 』をお届けしてみます!



(TOPICS掲載当時における)ここ最近は、女性タレント、そして(元)国会議員の不倫について色々騒がれていました。


また、政治家によるお粗末、あるいは幼稚(幼稚というのは子どもに対して失礼かもしれませんが)な失言も多発しています。


なお、今さらながら不倫の是非を考える訳ではありませんし、話題の人物を裁くことでもありません。

 


このTOPICSをお読み頂いている皆様は、 自分でキッチリと思考できる力があります ので、 ご自身なりの見解を大切にして 下さい。



そこで、「人となり」を進めていくに当たり、方程式のような図式により、ビジュアルも通して進めていきます。
その中で、「≠」という記号が出てきますが、これは「イコール(=)ではない」という等号否定の意味になっています。



それでは、まず、 私達の行動様式 を簡単に図式化してみます。
それは、



「 思い 」 → 「 言葉 」 → 「 行動 」


というように表せるかと思います。


私達は心の中で何かを「思い」、そして、その「思い」を「言葉」を通して表現し、そして、最終的に「行動」を起こしているという意味です。
あくまで簡略化した順番ですが、実際はこれら一連の流れが一瞬にして、そして無意識で行われていることも多々あります。



このような一連の流れが総体として「人となり」となって表現されています。
つまり、



「 思い 」 + 「 言葉 」 + 「 行動 」 = 「 人となり 」

 

というように図式化できます。


では、今回不倫で話題になっている人物はどうでしょうか?
おそらく、

 

「 思い 」 = 「 行動 」 ≠ 「 言葉 」 → 「 人となり 」

 

となっていると思われます。
つまり、心の中で「思って」いることと「行動」は一致しています。
しかし、



「 言葉 」 が一致していない


ということになります。
平たく言えば 「嘘」 という表現になるでしょう。


本来であれば全てが一致して「人となり」となって表れるはずが、「言葉」が一致していないことにより、何か違和感のような、あるいは人によっては嫌悪感が生ずることと思います。

 

では、失言についてはどうでしょうか?
おそらく、


「 思い 」 = 「 言葉 」 ≠ 「 行動 」 → 「 人となり 」

 

というように表せるかもしれません。
つまり、「思って」いることと「言葉」は一致しています。
しかし、



「 行動 」 が一致していない

 

ということになります。
「行動」が一致していないというのは、



「誤解を与えたとすれば、、、」 あるいは 「不愉快な思いをさせたとすれば、、、」


発言の撤回や謝罪をします、というように 「条件付き」で「行動」している ということです。


この「条件付き」という所に違和感を感じているのかもしれませんし、心の中ではそのように「思って」いないなぁと判断されがちになるということです。


つまり、誤解と捉えていない人には発言の撤回も謝罪も必要ないということです。
ここでは、



「 人となり 」 がダブルスタンダード(二重基準)

 

になっているということです。
これは周囲から見れば 「本心」 が分からないということに繋がってしまいます。
人の評価や判断は十人十色です。
それで構いません。



しかし、「自分」の中で「人となり」を複数産み出すということは、以前からもお伝えしているように、



「 分離 」 を産み出してしまう

 

ということになります。


本来望ましいのは、繰り返しですが、


「 思い 」 + 「 言葉 」 + 「 行動 」 = 「 人となり 」


です。


なぜなら、ここには 「一貫性」が貫かれている からです。
 

皆様も何か物事がスムーズに進んでいるなぁという経験はあることと思います。
「念ずれば通ず」などの言葉にも表せるように、「一貫性」が自分の中を「通じている」ことによって、「思い」が実現化しやすくなります。



「思い」「言葉」「行動」には、それぞれ「力」が備わっています。
しかし、どれか一つが別の方向に使われると、

 

「力」のハレーション

 

が起こってしまいます。
「ハレーション」とは、「強い光が当たった部分の周囲が白くぼやける」という写真の世界などでよく活用される言葉です。


つまり、 本当は暗く写る所が、他の光が強すぎて、暗い所までが明るく見えてしまう ということです。
 

これを人に置き換えると、


「負の側面」 までもが 「正の側面」 に写っている


ということになります。


「力」のハレーションが起こると、


本来の「人となり」が歪められる


ということです。


「人となり」を見極めるというのは確かに難しい側面もあります。
身近な人でも同様です。
 

ましてや、TVなどを通してしかその「行動」が伝わってこない場合などは特にその傾向が強いです。
 

しかし、最後に表れるのが「行動」であるならば、やはり、

 

「人となり」を見るには、「行動」を見る

 

というのが目安になるかと思います。


昔から「親の背を見て子は育つ」とも言われています。
「親」というのは血縁による関係だけでなく、「育ての親」というケースもあれば、「周囲の人々」あるいは「社会」も含まれています。

皆さんも「人となり」というのを考える時に、 「一貫性」そして「行動」に着目 してみて下さい。



ちなみに、この流れは「赤ちゃん」も同じです。
あえて図式化すれば、


「 思い 」 → (「 言葉 」) → 「 行動 」

 

というようになるかと思います。


(「言葉」)というのは、赤ちゃんは自分を表現する「言葉」をまだ身に付けていないだけです。
しかし、そこには「一貫性」は純粋に貫かれています。


そのために親や周囲の人々が、 (「言葉」)の部分を推測したり、あるいは経験から補っている ということです。

 


赤ちゃんの泣き方によってお腹が空いている、あるいはおしめを取り替えてあげるということが何となく分かるということです。
ここでは、


「 思い 」 = 「 行動 」

 

というように分かりやすく表現されています。
そして、なぜそれに対処出来るかというと、



「 思い 」 + 「 行動 」 = ボディーランゲージ(体で表す言葉)

 

になっているからです。


日本語や他の言語が通じない場合などに身振り手振りで伝えようとすることと同じです。
ヒーリングやセラピーも「言葉」や「体」を通してのコミュニケーションとも言えます。
色々なコミュニケーションの取り方があるということを考えてみるのも面白いかもしれません。

 

なお、ここから先は余談ですが、



私達が心の中で「思って」いることは「言葉」で思っているのか?

 

という研究もあります。


私達が自分の中の「思い」を考えてみる時、「言葉」を通して考えているというように感じやすいかもしれません。

 


しかし、先の赤ちゃんの例においては、 「言葉」が無くとも「思い」は存在 しています。


いわゆる「テレパシー」などは、私達も案外身近に感じて経験しているのかもしれませんね、、、、、

 

と、このような内容でお届けしておりましたが、このTOPICSは2016年のものですが、今は2023年です、、、それから7年程経過しておりますが、、、



私達の世の中や社会は・・・

同じ事を何度も繰り返している・・・

それどころか・・・

より劣化の道を突き進んでいる・・・


 

という風に私個人としては強く感じますが、皆さんはどう感じますでしょうか、、、???(笑)

『 人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~ 』はこちら
 

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