S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!



 

ここ最近では九州地方における豪雨災害、そして、先日には私の住んでいる青森県内も然りですが、特にお隣の秋田県では甚大な被害が出てしまいましたが、微力ながらも私も心よりお見舞い申し上げます。



では、今回は結構初期のものになりますが、2015年8月12日の第58回目のTOPICS『 祈り・思い ~祈りの効果の実証実験や百匹目の猿という集合無意識からも~ 』からお届けしてみます!



(当該TOPICS掲載当時の)8月は、 「祈り」や「思い」 ということを意識する事が多い季節であるかもしれません。

8月6日には広島へ原爆が投下され、9日には長崎へ原爆が投下されました。
8月15日は終戦祈念日となっています。
「平和」への「祈り」が数多く意識される時期かもしれません。



そして、(当該TOPICS掲載当時での)明日13日は「お盆」の盆入り:迎え日でもあります。
また、本日12日は日航機墜落の事故が起こった日でもあります。
「旅立たれた方々」への「思い」を馳せる時期かもしれません。



ところで、「祈り」というと、何か特定の宗教行事であるイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんし、祈った所で何も変わらないという意見の方々もいらっしゃるかと思います。
いつも通り、 色々な意見があって良い と思います。
そして、「祈り」には確固たる定義がある訳でもありません。

そのようなことを踏まえつつ、今回は「祈りの効果」の実験についてのお話をご紹介します。



このお話は色々な学術文献や書籍でも紹介されていますが、それぞれの紹介記事の中に類似のケースが混じっていたり、数字上の齟齬が見受けられるケースもありますので、今回は現役の脳神経外科医である串田 剛 氏の書籍、「シータヒーリング 脳波にはたらきかけて健康になる」(版:(株)BABジャパン)から引用してご紹介します。
ちなみに、私もシータヒーリングの基礎と応用は修了しております。



【 心臓病の専門医であるランドルフ・バード氏が行った「祈りの効果」に関する実験で、ラリー・ドッシイ博士の医学専門誌への報告より 】



《 この実験は、サンフランシスコ総合病院の心臓病集中病棟の患者393名の協力の元に行われました。
  その方法は、アメリカ国内の様々な場所にいるキリスト教信者の集団が、指定されたグループの患者の一人ひとりに祈りを捧げるものです。
  一方、別のグループの患者に対しては、誰も祈らず、そして祈りという行為を除いて、全ての患者は同じ治療を受けました。
  この実験の結果、祈ってもらった患者は、祈ってもらわなかった患者よりも抗生物質や人口透析器の使用率が低くなった。

  実験結果:
  グループ(祈りあり)192名は、急速な回復および合併症や死亡の阻止抗生剤利尿剤人口呼吸器による治療を必要とする率が有意に少ない。予後も良好。
  グループ(祈りなし)201名は、予後は祈りをしたグループより悪い。 》


 

実験の前提条件などの詳細は先述の医学専門誌に掲載されている模様ですが、詳細はここでは省略して紹介されています。


この実験結果については様々な意見がなされることと思います。
実験の設定条件によって結果は変わってくる。
明確に数値のみで計れる性質のものではない。
あくまで結果ありきで、それに見合うような報告がなされているに過ぎない。 
、、、などなど



この記事をどのように解釈するか、また、どのように受け止めるかも皆様の自由です。
信じる、信じないも同様に自由 です。


また、私はキリスト教の祈りを肯定している訳でもありません。
アメリカ国内での実験であるため、主教であるキリスト教が活用されたことと思います。
日本で言えば「ご仏壇に手を合わせる」ような感じかもしれません。



このような「祈り・思い」とは、言い換えれば 「私達の意識」そのもの です。


そして、人々の意識が集合した時に、そのエネルギーは何倍にも増大していき、様々な事象に影響を及ぼしていることは 量子力学の実験では科学的に証明 されています。



皆様も名前だけは知っている方も多いかもしれませんが、心理学者のカール・ユングは 「集合無意識」 という説を唱えていました。

この説の説明として使用されるお話に「百匹目の猿」というのがあります。

 


それは、集団生活を送っている猿のグループの中で、ある一匹の猿が芋を洗ってから食べ始めるようになりました。


すると、その芋を洗うという行為が他の猿にも伝わって、ある一定数の猿が同じように芋を洗って食べるようになりました。
ここまでは、よくある普通のお話です。



そして、ある一定数の猿が同じ行為を行うことによって、接触することが不可能な距離も空間も遠く離れた別の猿のグループの中に、芋を洗う行為がその後見受けられたというお話です。
 

つまり、 「意識」がある一定数を超えると、それは空間を超えて別の「他の意識」により認識されるようになる というお話です。



このお話の実験にも、異論・反論も多々あります。
そして、このお話も同様に、自由に受け取って下さい。



私の全くの個人的見解ですが、「お盆」の日でなくとも、「旅立たれた方々」は私達を見守り、必要であれば導きも行ってくれていると思います。


しかし、「お盆」という日を設けることにより、 私達の「多く」の意識が「旅立たれた方々」へ向けられ、より「思い」が届きやすくなる という側面があるのもしれません。



何かを信仰している方であれば、その流儀や儀式に則るのも良いでしょうし、特に信仰しているものがなければ 儀式などにこだわる必要もない と思います。



やはり 大切なのは「思い」 であると感じます。


皆で思い出話に花を咲かすのも良いでしょうし、一人心の中で静かに思うのも良いでしょう。
「旅立たれた方々」を気に掛けているようでしたら、「お盆」の日を活用して「思い」を馳せ、そして、今年の後半を健やかに送れるよう、 切り替えの季節 にしてみるのも良いかもしれません。



と、このような内容でお届けしておりましたが、私のS.Light.Mではレイキヒーリング認定講座やヒプノセラピスト認定講座も開設しておりますが、 せっかく身に付けた(習得した)にも関わらず、中にはその後に実践を試みない という方も少なからずいらっしゃいます。



勿論、 活用するかしないかもご本人の自由 ですので、それに関し私がとやかく!?言う必要もありませんし、実際に言ったりしておりませんが(笑)



ただ、レイキにせよヒプノにせよ、あるいは、その他の何にせよ、せっかく出来る事があるのに実践する事を躊躇うケースでは、



望む結果にならなかったらという怖れから・・・

それであれば最初からやらない(実践しない)方が自分が苦しまなくて済む・・・


 

というケース(そのように思え考えてしまう)は結構多くあります。

今回の祈りや思いも同様ですが、


 
実践する前から上手くいかなかった事などを思い浮かべるのは本末転倒であり・・・

祈りや思いを馳せた所で悪い事など起きるはずがなく・・・

それならば実践をして結果は天に委ねる!!!


 

という姿勢で充分です(笑)

宝クジと一緒!?で、買わなければ絶対に当たらないのと同様に、ヒーリングにせよ祈りにせよ思いを馳せる事にせよ、 やってみない限り何の変化も生じず如何なる結果も生まれない、、、 という事になります(笑)


『 祈り・思い ~祈りの効果の実証実験や百匹目の猿という集合無意識からも~ 』はこちら
 

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