S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!



 

私自身も同様ですが、私達誰もに、


人との相性がある


という側面があります。
ただ、これは 好き嫌い(で評価や判断を下す事)とは全く別問題 ですので、この点は誤解の無きようお願い致します!

そして、ザックリと表現すると、



自分と似た感じの人に好意を抱きやすい


という人もいれば、



自分と正反対(真逆)の人に魅力を感じる


など、様々であろうかと思います。

そこで今回は少し視点を変えて2023年6月17日の第463回目のTOPICS『 クローン技術(クローン人間)を魂の視点で考えてみる ~逆鱗に触れるのか!?~ 』から一部をお届けしてみます!



では、今回活用する素材は《 2018年 》に放映された『 フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿 』(NHK)という番組での「クローン人間の恐怖」の回から一部をご紹介して参ります!



ところで、クローン技術と言っても、分かっているようでいてよくは分からない、ましてや、どのような 《 経緯(史実や歴史) 》 を辿っているのかについては尚更知らないという方がほとんどである事と思われます!
 

そこで、まず、


クローンとは・・・

ギリシャ語で「小枝の集まり」を意味し・・・

生物学では「同じ遺伝情報を持った個体」を指している・・・


 

と定義されております。



では最初に、クローン技術の《 経緯(史実や歴史) 》を簡単に眺めて参ります!

そもそも論と致しまして、クローン技術は 《 生命はどのように生まれ育つのか 》 を研究する「発生生物学」という分野から生まれました。


ちなみに、一卵性双生児は《 自然に生まれた 》クローン(人間)と学問上(医学上)ではされているそうです。



ところで、1951年に胚細胞核移植という手法で両生類(オタマジャクシ)のクローンの作製に成功し、これは脊椎動物における初めてのクローンの誕生となり、これが 《 皮切り 》 となり、その後のクローン研究が熱を帯びるようになっていきました。


そして、研究者においては次の 《 ターゲット 》 が哺乳類のクローンを作製する事に向けられていきますが、哺乳類のクローンの作製は技術的にも大変難しく、ほとんど不可能とまで言われていました、、、



が、しかし、1997年にスコットランドのロスリン研究所で体細胞核移植という手法でクローン羊であるドリーが誕生します。
ちなみに、ある一定程度の年齢では 《 記憶にある 》 方もいらっしゃる事でしょう(笑)



そして、クローン技術の研究は《 発生生物学の世界 》では下火になっていたものの、製薬会社をスポンサーに付け、より良いミルクを出す家畜を作製する為などに《 畜産業の世界 》では実験等が続けられていました。
 

つまり、


発生生物学という世界と・・・

畜産業という世界とでは・・・

クローン技術を研究する《 (真の)動機 》が全く違っていた・・・


 

という事が 《 (その後の)分岐点 》 となりました。



そして、羊のドリーの誕生に際しては世界中を巻き込んだ議論が起こり、賛否両論が渦巻く中、概ねは慎重であるべきなどのスタンスの国が多い中、1998年にはホノルル大学がドリーと同じ手法でクローンマウスの作製に成功しました。



その後は同年に牛、2000年に豚、2002年に猫、2005年に犬のクローンが続々と誕生し、良質の肉を生み出すクローン牛の大量生産も始まっていきます、、、

 

そして、2008年にはFDA(アメリカ食品医薬品局)がクローン牛の肉を消費用に承認しますが、クローン牛であるかの表示義務もなく、消費者には見分ける事も出来ない中、スーパー等で売る事も可能となっていきました。


ちなみに、クローン牛から作られる肉は現在でも高価である可能性が高いので、それほど流通はしていないかもしれないし、価格で見分ける事は可能かもしれないという意見がこの番組では述べられておりました。



また、現在は飼っていた犬などの死去に伴うペットのクローン作製ビジネスが盛況となっており、ある会社のクローン犬は1匹1千万円ほどで実際にビジネスとして行われております。



その後の2013年にはオレゴン健康科学大学で「ヒトクローンES細胞」の作製に成功し、 細胞レベルとは言え「初めての人間のクローンの誕生」 となり、クローン人間の作製というのが俄(にわか)に 《 現実味 》 を帯び始めてきた頃合になります、、、

 

更に、2018年には中国の研究所が2匹のクローン猿の作製に成功したと発表し、これは霊長類での体細胞クローンとしては世界初となりました。



と、番組からの紹介は一区切りしますが(なお、当該TOPICSではこの先も続いていきます)、今回出て来た数字等はあくまで「2018年放映当時」のものであり、また、真偽は不明ながらも2018年の年末には中国の博士が人間(双子の女児)のクローンを誕生させたニュースが大きな話題?批判?となったのも多くの人においては 《 記憶に新しい 》 かもしれません、、、



そして、その後も様々な動物のクローン研究が加速し、実際に 《 現在進行形 》 で誕生し続けております、、、



では、その上で今回の締め括りに入る前提としての、あくまで私個人の視点、そして、魂の視点から少しだけお伝えしてみます!

 

今までの所では・・・

クローン人間を作製する動機においては・・・

臓器提供(臓器移植)の為(遺伝情報が同じであるが故に免疫拒絶反応が起こらないと考えられている)や再生医療の為に・・・

生み出される(作り上げられる)クローン人間・・・



という 《 感 》 のような捉え方もあるかもしれません。


勿論、現に 《 今この時 》 に治療法も無く病と向き合っている方々も大勢いらっしゃるのが事実でもありますし、そのような 《 他人事ではなく自分事 》 として捉えれば、今すぐにでも出来る事は進めて欲しいなどの思いを抱くのも 《 偽らざる素直な心情 》 である事でしょうし、理解も出来ます。



ただ、そのような見方に百歩でも千歩でも譲ったとしても、

 

私達というクローンではない今の人間が・・・

果たしてそこ(医療上という目的)に留(とど)まる事が出来るのか・・・


 

というのは 《 火を見るより明らか 》 なようにも感じます(勿論、医療上という目的であったとしても、全てが許される訳でもありませんし、賛否両論を含めた様々な意見や見解が存在するのが自然な事です)。


例えば労働力不足であったり、賃金不要の働き手としての活用も然りであり、戦争における軍人や兵士という 《 消耗品としての(クローン)人間 》、、、 などなど、、、

 

これらは全て、



いわゆる《 声なき声 》の人間を・・・

人格も人権も《 問う事も問われる事もない 》人間を作製したい・・・



との 《 欲望 》 という先程(医療上という目的)とは 《 真の動機が全く違う 》 、皮肉を込めた「偽らざる素直な心情」に人間が駆られない保証はあるのでしょうか、、、

ちなみに、この番組では以前には 《 脳の無いクローン人間 》を作れば人格や人権などの問題は生じないとの主張をしていた科学者等の《 存在 》 も紹介されておりました、、、



ところで、スピリチュアル好きの方はご存じかもしれませんが、シルバーバーチが死刑制度について質問された時の返答の一部について次のようなものがあり、『 シルバーバーチのスピリチュアルな生き方 Q&A 』(ハート出版)から眺めてみます、、、

 

《 シルバーバーチの言 》:

肉体の死後にも生命が存続することは、議論の余地のない事実なのですから、それに基づいた原理・原則を信念としなければなりません。
死後の生活に何の準備もしていない者が、次々と地上界から送られてくるために、こちらでは面倒なことがますます増えています。

生命は神聖なものであり、人間が与えたり奪ったりすべきものではありません。
生命は物質から創造されるのではありません。
物質が生命によって創造され、維持されているのです。

生命は霊的なものであり、大霊を始原としており、神性を帯びているのです。
ですから、生命とその物的顕現を扱うときは、最高の慈悲心と思いやりと同情心をもってのぞむべきです。
そして、動機は間違っていないかを確認することを忘れないでください。


 

では、シルバーバーチの返答もここで終了になりますが、その上での締め括りとさせて頂きます!

機械やプラスチック製品などの「物」に魂(意識)が宿れるかは私にも分かりませんが(おそらく宿れないであろうと推測され、かつ、宿れたとしても《 意味(学び)が無い 》と個人的には考えますが)、



クローン人間に魂(意識)が宿る事は可能である・・・


と考えます。


ただ、ここで最も大切になる点が、

 

クローン人間が出来たから魂(意識)が宿る事が可能になるのか・・・

宿ろうとする勇敢な魂(意識)が存在するからクローン人間が出来上がるのか・・・


 

という事になります。


そして、今回の「魂の視点から」という事を含めますと、以前からも魂の進化としては《 鉱物 → 植物 → 動物 → 人(間) 》と伝えて来ておりますが、



今では動物同士、そして、植物同士がお互いにコミュニケーションを取っている事が判明しており・・・

更に動物(特に昆虫など)と植物の間でもお互いにコミュニケーションを取っている事が判明している・・・


 

という点も、このS.Light.MのHPにおけるTOPICSでは科学的な実験や検証を交えた《 事実として 》幾度かお伝えして(ご紹介して)おります。
 

そして、

 

人格のないクローン人間が誕生するとすれば・・・

更にコミュニケーションが無視されるクローン人間が誕生するとすれば・・・

魂の進化における(少なくとも)鉱物に戻ってしまう・・・


 

という事になります。
勿論、実際には一度《 人(間) 》として進化した魂(意識)は、それ以前(鉱物・植物・動物)に戻る事はあり得ませんが、



人(間)としての心や精神の大きな深刻な劣化には結び付く・・・


という事は断言出来ます。

そして、

 


そのツケは無関心や放置も含めた全人類のカルマ(業)となる・・・


という帰結になります。


そして、仮に何かしらの理由の元でクローン人間が作製されたとしても、

 

クローン人間が《 コピー人間のような扱い 》になるとすれば・・・

必ず痛い《 しっぺ返し 》を人間が喰らうのは間違いない・・・


 

という事になります。


勿論、これも幾度もお伝えしている点ですが、


カルマ(業)というのは罪でも罰でも何でもなく・・・

単に《 自分のした事は自分に反ってくる 》・・・


 

という事です。
 

更に、


人間は万物の長ではない(生きる権利は人間だけにあるのではない)・・・


ともお伝えし続けております。
 

そして、「自分の分身、あるいは、同一人物が同時に複数の場所に現れる現象、あるいは、自分がもう一人の自分を見る現象」などと説明されている、



ドッペルゲンガー


というのもありますが、このドッペルゲンガーという自分と同じ人に出逢うと死ぬ!?亡くなる!?などのような事が古来から言われ続けてきた 《 理由(想いや真意) 》 は何なのでしょうか、、、



また、TOPICSでは「憑依」もお伝えし続けておりますが、



憑依という視点では鏡を見たくなくなる(鏡に映る自分の姿を見るのが怖くなる)のが憑依の兆候であるが・・・

クローン人間という同じ自分を見る事と何が違うのか(どう考えるのか)・・・


という点も考慮に入れる必要性が出てきます。

そして、今回のクローン技術も然り、死刑制度、安楽死や尊厳死、拡大自殺なども、特に日本では議論も何も進んでいないのが現状ですが、



目を背け続けているのか・・・

臭いものに蓋をしたいのか・・・

《 全く真逆 》の意味での触らぬ神に祟りなしなのか・・・



そして何よりもクローン人間という視点では・・・

《 多様性 》という心や精神は微塵も感じられない・・・

という《 全く真逆 》の方向に後戻りしてしまう・・・



という事にも成りかねません。

そして、TOPICSでは《 最も問われるのは真の動機 》とお伝えし続けておりますが、



クローン人間の作製でも真の動機が当てはまるものなのか・・・

それこそ逆鱗に触れてはならぬ人間が手を出す事が赦されない領域なのか・・・


 

そして、繰り返しで恐縮ですが、この番組の放映は「2018年」であり、《 その後も 》世界中で続々と他の動物のクローンが誕生しているのが実状ですが、



ほとんど報道されないのは何故なのか・・・

 

との点も 《 併せて考える 》 必要性があるかもしれません、、、

 

と、このような内容でお届けしておりましたが、


あなたが自分のクローン人間と出逢ったら・・・

ちゃんとコミュニケーションを取れるでしょうか・・・



そして、そこで行われるコミュニケーションとは、



他者とのコミュニケーションでしょうか・・・

それとも・・・

自分自身とのコミュニケーションでしょうか・・・


 

、、、(笑)

『 クローン技術(クローン人間)を魂の視点で考えてみる ~逆鱗に触れるのか!?~ 』はこちら


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