S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
 

 

GWも真っ只中でもありますが、旅行などを満喫していたり、それぞれのGWをお過ごしの事と思います(笑)

そして、そのような雰囲気や空気感の中で水を差す!?訳では全くございませんが、GW明けというのは エアポケットのように心の隙間 などが生じやすくなる時季でもあります!



そして、これ迄もアメブロにおきましては、「潜在意識から見る詐欺対策」(2022.9.8)、「五月病と開運商法」(2022.5.19)、「催眠「商法」の実体験から」(2021.11.11)などもお伝えして来ておりますが、今回は2016年11月12日の第123回目のTOPICS『 念の強さと理性 ー特殊詐欺から身を守る&アメリカ大統領選からー 』から一部をご紹介してみます!



私は大学において法学部に所属していたこともあり、その当時「ナニワ金融道」(青木 雄二:講談社)という漫画が民法を学ぶために活用されたりと、周りの学生もよく読んでいました。

また、東京で行政書士の仕事をしていた折は、貸金業登録申請の業務も行っていた事もあり、その際も参考になる部分もありました。



この漫画の内容は、主人公である灰原達之が金融会社(いわゆる高利貸しです)に勤め、 法律の抜け穴を活用したり、また、違法・非合法な手段にも手を染めて 借金の取り立てをしていく中で、自分なりの金融道を模索していくというストーリーです。



そして、特に漫画本における表現方法は、暴力的であり、品も無く卑猥であり、H(エロティック)でもあるという 「きわどい」 手法が満載されています。

そして、そこで描かれている世の中・社会の情勢もかなり 「どぎつい」 内容が描かれています。



なお、この漫画で活用されている法律については当時のものであり、現在では法改正が行われているものも多々ありますので、全てが必ずしも現在と合致するものではない点はご留意下さい。

また、あくまで一部のケースであり、全ての金融に携わる仕事や会社・人に当てはまる訳では勿論ありませんので、ご理解下さい。


そこで、なぜ私が今回この「ナニワ金融道」を題材として取り上げたかと言うと、



現在の世の中・社会でも、形や内容を変えて同じようなことは起こっている


ということを 意識してもらうため です。



金融業というのは債権の貸し付け・回収は勿論ですが(なお、一部の債権の回収についてはサービサー法が適用され許可を得た特定の会社しか行えないケースもあります)、基本的には 利息が利益となっていく業態 です。



この主人公の灰原達之は勿論、その勤め先である帝國金融という会社を上げて、 非道・非情な取り立て に加え、出来るだけ利息を多く回収出来るように、貸し付けの段階から あの手この手を仕組んで いきます。



言わば、先ほどの「きわどい」「どぎつい」が満載のやり方ですが、一点ここで注目すべきポイントがあります。

それは、



お金に対する念の強さ

 

です。

そして、この漫画では現在でも行われているマルチ商法なども紹介されています。
そして、それは 身近な人間関係を根こそぎお金の関係に変えてしまう ということが「きわどい」「どぎつい」表現で描かれています。



つまり、マルチ商法に手を出した暁には、 人間関係は全てが破綻し失われてしまいますが、手元にはお金が残るという目論見を暴(あば)く 趣旨です(なお、ネズミ講と違い、マルチ商法は連鎖販売取引と称され基本的には合法ですが、特定商取引法の規定を逸脱した形態は違法となり、法を逸脱しているケースも実際には多数存在することと、そのようなマルチ商法に手を出すと、人間関係のみならず、お金も手元に残りませんし、ケースによっては借金を抱えるのみならず、検挙・逮捕なども実際に起こりますので、手を出さない方が良いと個人的には思います)。



マルチ商法を例として挙げましたが、この漫画においては、このようなお金に対する念の強さが、 現実社会においてどのように物事や出来事に組み込まれ、その後もどのように事が運ばれていくかという側面 が多数出てきます。



そして、お読み頂いている皆さんの中では、 嫌悪感 を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、



動機が正しいものであれ不純なものであれ、方法が適切なものであれ不適切なものであれ、念の強い方が物事を実現化しやすく引き寄せやすくなる

 

という側面が実際にはあります。

勿論、そのような不純な動機、そして、不適切な方法で実現化し引き寄せた物事や出来事が、  その後どのように推移して結果的にどうなるかは別の問題 ですが。



現在の特殊詐欺というのはまさに手を変え品を変え、思いつくあらゆる方法で騙そうとし、そして、それを実際に行動に移して起こっている出来事です。


そして、このような動機や行動に着手させる原動力?は、やはりお金に対する念の強さも関係しています。



では、このような特殊詐欺から身を守る方法としてどのような手段が考えられるでしょうか?

まずは、特殊詐欺の手口を知る、ということもかなり有効な手段の一つになります。
しかし、手を変え品を変えで行われている現実においては、全てを知るということも難しい側面があります。


そこで、今回ご紹介した「ナニワ金融道」で描かれているような、

 

お金の中には「きわどさ」「どぎつさ」が纏わり付いている側面も現実にはある

 

ということを、まずは 頭に入れ置いておくこと です。

尚、本来は お金自体には善も悪もありません
しかし、その活用法には「きわどさ」「どぎつさ」が纏わり付いているケ-スもあるということです。



そして、このようないわゆるお金に対する「負の側面」を頭の片隅に置いておくことで、



あなたの中の、お金に対する意識・感覚が今よりも働き出しやすくなる

 

ということに繋がっていきます。

そして、あなたの意識・感覚が働き出すことで、



このお金(の話し)は、正常なのか不純なのか、適切なのか不適切なのか、などの本質に気づきやすくなる

 

という点に繋がっていきます。

そして、仮に不純で不適切な念の強さに直面した時は、



あなたの理性を活用する

 

ということで、未然に多くの事が防げるようになっていくことと思います。

理性を活用するというのは、怪しいな?と感じたら、



警察・行政や周りの人に相談するという行動(作為)
あるいは、
無視をして何もしないという行動(不作為)


 

繋げていく ということです。



繰り返しですが、実際に世の中・社会に実在する「きわどさ」「どぎつさ」を頭に入れることで、不純で不適切な念の強さがあなたに近づきつつある時には、 あなたの意識・感覚が「気づく」という方法 であなたのために働いてくれます。



そして、そのことに気づきさえすれば 「理性」を持って行動(作為・不作為)するということ です。



実際には、警察や行政のパンフレットなどや、TVのニュースなどから特殊詐欺の手口を知り、仮に、新たな手法であなたに近づきつつある時には、既にあなたの中で知った「きわどさ」や「どぎつさ」に引っかかる感覚を活用するということで、多くの場合事前に防げることも増えていく事と思います。



そして、詐欺というのは新たな手法が続々出て来ると同時に、 忘れ去られた頃に古典的な手口が復活する という側面もあります。



では、ここまでが、特殊詐欺関係のテーマでしたが、これがどうして今回(当時)のアメリカ大統領選に繋がるのでしょうか?

ご存じの通り、今回(当時)の大統領選はヒラリー氏が優勢と伝えられていましたが、実際には様々な発言で物議を醸し出し続けていたトランプ氏が当選を果たしました。
TVなどでも色々分析されているようですが、ここまでお読みになって頂いた方はもうお分かりかもしれません。


今回(当時)の出来事の一端にはトランプ氏の 「念の強さ」も関係 しています。


しかし、トランプ氏の念の強さだけでは今回の結果にはならなかったかもしれません。
 

そこには、トランプ氏を後押しした「別の念の強さ」が介在 していると思われます、、、、



ところで、今回(当時)の大統領選では、事前の予測を見誤ったなどの分析もされていますが、一つのある事象が起こっています。

トランプ氏はメキシコの国境沿いに壁を作り、それをメキシコ政府に全額負担させ、そして、アメリカ国内から不法移民を一掃するという政策を声高に連呼していました。

実際にこの政策を実行に移すかどうかは分かりませんが、この政策に関する世論調査では、7割以上ものアメリカ国民が反対という結果が出ていました。



この政策だけが全てではありませんが、7割以上ものアメリカ国民が反対の政策を掲げた中で 実際に当選を果たしている事も事実 です。



一見すると奇妙な事象 のようにも思えますが、 客観的に見て現在の日本も同じ状況 です。

 


例えば、安保法制やそれに伴う駆け付け警護、原発再稼働、TPP、憲法改正などの将来に渡って影響が出る課題において、世論調査では毎回6~7割程度の人が反対、もしくは、さらに慎重な議論を経ての検討が必要などの声が多数を占めています。

しかし、実際に選挙を行ってみると、この課題を現に積極的に推進している現(当時も)政府・与党が勝利を治めているという結果になっています。


ここでの事象の根底では、日本もアメリカも同じものが流れていると感じます。
 

つまり、トランプ氏を後押しした「別の念の強さ」の正体です。

それは、

 

経済(お金)第一至上主義というお題目と、それに呼応する人(々)の持つ念の強さ

 

ではないのかなと感じています。

誤解の無きようお願い致しますが、このようなことが悪い訳では決してありません
そして、お金は必要なものですし、大切なものでもあります。
経済やお金が悪い訳でもありません



また、お金が欲しい、経済的に豊かになりたいと願うのも悪いことではありません
そのようになりたいと思うのも 偽らざる本音 と言えると思います。



そして、今回のテーマを 逆の視点から読み取り 、理性を持って念の強さを活用していくことで、あなたの可能性がもっと開いていくかもしれません!



と、このような内容でお届けしておりましたが、私は政治や政策などの側面を述べている訳でもございません(笑)

 

真の意味でのポジティブな念の強さというのは・・・

憑依さえも弾(はじ)き飛ばしてくれます!!!


 

あなたの心の隙間(隙魔)を出来るだけ作らないように!!!


してみて下さい(笑)

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