S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
 

 

本年最後の投稿になりますが、今回お届けする2つのTOPICSでは、先日に起こった韓国でのハロウィンにおける圧死事件(事故)がどうしても私の中で 気に掛かる面 があるのが動機となっていますが、この気に掛かるというのは同種の事件(事故)が繰り返される危険性というよりは、



物事や出来事は大なり小なりそれぞれを反映している



との視点からのものです。



そこで今回は2022年12月17日と24日の第438・439回目のTOPICS『 群衆心理(群集心理)が向かう先には:前半・後半 』からごくごく一部のみ(とは言っても長めの内容になってしまい申し訳ありませんが)をお届けしてみますが、 私の妄想!?MAXの側面 もありますのと、 かなりキツいぶっちゃけた言葉も多様 しておりますし、お気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんので、 最初にお詫び申し上げる と共に、あくまで皆さんの 自己責任(自己判断)の元 で眺めてみて下さい(笑)



では、まず最初に今回の最も大切な趣旨として、



一定の理性から何かに《 協力する 》事と・・・

過度な感情から何かに《 群れる 》事とでは・・・

その性質も意味合いも全く違い・・・

何よりその先の出来事に大きな変化が生じる・・・



という点を頭に入れて眺めてみて下さい!



ちなみに 「過度な二者択一に陥らない」 との点もお伝えしていますが、望ましい群衆心理(協力など)もあれば、望ましくない群衆心理(群れるなど)もあります。


この望ましくない群衆心理では 《 長いものには巻かれろ 》《 朱に交われば赤くなる 》《 ミイラ取りがミイラになる 》 などの言葉が当てはまります!



では『 100分de名著 』(Eテレ)という番組の「ル・ボン “群衆心理”」(全4回)をベースにし、そこでのポイントに加え、私なりの今年の 《 振り返り 》 も含め、私が危惧している 戦争・原発・コロナワクチン に絞った視点を加味して参ります!



このギュスターヴ・ル・ボン(1841~1931年)とは100年以上前のフランスの社会心理学者であり、著作にはアドルフ・ヒトラーも愛読していた『 群衆心理 』(1895年刊行)がありますが、この本は19世紀末におけるフランス革命の余波が残っていた時代に書かれたものです。



当時のフランスでは17世紀に国王が建立したベルサイユ宮殿に象徴されるように、 少数の特権階級のみが権力を欲しいままにし、多くの国民を支配下(コントロール下)に置いて いました。



そして1789年のフランスでは深刻な 《 財政難と食糧危機 》 が発端となり、群衆(国民)が自由や平等を求め国民議会を結成し政治に影響力を持つようになりますが、権力を何が何でも手放したくない特権階級は群衆を 力づくで 抑え込もうとします。



しかしバスティーユ牢獄襲撃事件に代表されるように群衆は更なる勢いを増し、1793年には国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットは処刑されるに至るなどの背景があります、、、



そこで、ル・ボンが考える群衆とは次のようなものです。

【 人間の集団は、それを構成する各個人の性質とは非常に異なる新たな性質を具(そな)える。
  すなわち、意識的な個性が消えうせて、あらゆる個人の感情や観念が、同一の方向に向けられるのである。 】



更に次の事も加えられています。

ル・ボン:
『 個人はその意識的個性を失うと、それを失わせた実験者のあらゆる暗示に従って、その性格や習慣に全く反する行為をも行うような状態におかれることがある。
  群衆中の個人は、もはや彼自身ではなく、自分の意志をもって自分を導く力のなくなった一箇の自動人形となる。
  それだから、人間は群衆の一員となるという事実だけで、文明の段階を幾つもくだってしまうのである。 』



ところで、 「暗示」 という言葉が出て来ましたが、



自らが望まぬ(好まぬ)暗示は絶対に受け入れられる事はない



とお伝えし続けています。


そして、望まぬ(好まぬ)暗示を避ける為には、



考える事が必要であり・・・

考える為には(ある程度は)知る事が必要であり・・・

知るとは情報(への接し方)と大きく深く関係している・・・



という事になります。


つまり 《 逆もまた真なり 》 で、



知る・・・考える・・・これらを放棄してしまえば・・・

いとも簡単に無批判(無意識)で暗示に従ってしまう傾向に陥りやすくなる・・・



という事に結び付いていきます。


そして、



この「無批判(無意識)」が・・・

「正義(感)」に巧みにすり替えられている事に気づけない状態・・・



となっていきます。


例えば 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」 との言葉もありますが、 《 自らの軸や芯 》を他人に預けてしまう(依存する)事がとても危険 である事を示しています。



そして、このような光景を現代(現在)の日本に当てはめてみると、どうしてもコロナワクチン接種に関して 《 目を背ける 》 事は出来なくなります。



例えばコロナ過に入ってからのここ数年の 超過死亡者数 (※ 全ての死亡者数が例年に比べて増減したかを示す指標)が異常な迄に増え続けていると指摘する説もデータと共に既に示されていますが、中にはコロナ感染が直接の死因であったり、コロナ過における閉塞的な状況等での自死(自殺)といったケースも含まれている事でしょうが、それだけでは到底説明出来る状況(死亡者数の増加)ではないとの指摘も以前から出されており、 何故、このようなとても重要(重大)な事をちゃんと分析し議論をしない のでしょうか、、、



《 不作為(「やってる感」も含め) 》や《 臭いものに蓋をする 》や《 見て見ぬ振り 》 をいつまで続けるのでしょうか、、、

しかも、 命や健康 に大きく深く関係している事柄です、、、



話を戻しますが、ル・ボンが考える群衆の主な特徴とは以下のものです。

① 衝動的で、動揺しやすく、昂奮(こうふん)しやすい
② 暗示を受けやすく、物事を軽々しく信ずる性質
③ 感情が誇張的で、単純であること
④ 偏狭さと横暴さと保守的傾向
⑤ 群衆の徳性(=連帯)



ル・ボン:
『 群衆は、弱い権力には常に反抗しようとしているが、強い権力の前では卑屈に屈服する。
  あまりにも無意識に支配され、従って幾百年にも及んで受けつがれてきた影響をあまりにも受けているために、極度に保守的な態度を示さざるを得ないのである。 』



ところで、現在、何が何でもマイナンバーカードを普及させようと、ポイント付与などの政策が推し進められています。

《 馬を水辺に連れて行く事は出来るが、馬に水を飲ませる事は出来ない  》との言葉があります。
また 《 馬にニンジンをぶら下げる 》 との言葉も。



視点を少し変えますが、古代中国の秦の国に趙高という政治家がいました。
趙高は始皇帝が行幸中に病死すると始皇帝の遺言を書き換えて(現代で言う所の隠蔽と改竄をして)権力を自らの手中に収め、 やりたい放題やらかしていく 事でも有名です。



この趙高が今で言う大臣クラスの者に自らの軍門に降(くだ)るか否かを決めさせる為に 「鹿」 を檻に入れて、趙高はその檻の中にいる動物を 「馬」 と告げ、果たしてその動物は 「鹿」 であるのか 「馬」 であるのかを決めさせたという話も残っています。
《 馬鹿 》との語源 とも言われております、、、

少々キツすぎ!?言い過ぎ!?の表現であった事は お赦し 下さい!!!(笑)



なお、マイナンバーカードを拒否し従来の(紙の)保険証の人は窓口負担が増える施策を政府が検討しているとの事です。
仮に所得も保険料も同じAさんとBさんがいたとして、保険証という 《 形や器の違い 》《 不公平 》 が生じる、、、いえいえ、私には国の意に沿わない者への 《 差別 》 としか捉えようがありません。

こうまでして 《 押し 》進めたい《 真の動機 》 にあるのは、、、一体全体、、、何なのでしょうか、、、



では、気を取り直して進めて参りましょう!

ル・ボン:
『 思想は、極めて単純な形式をおびたのちでなければ、群衆に受けいれられないのであるから、思想が一般に流布するようになるには、しばしば最も徹底的な変貌を受けねばならないのである。
  ある思想が、群衆の水準に達して、群衆を動かすという事実だけで、その高級さ、偉大さが、ほとんどすべて失われてしまうのである。 』


しかし、ル・ボンは 群衆(人間)は理性によって動く事はなく、感情的に理解出来たものに従い行動する と捉えていました。



ところで、ル・ボンの言う『 極めて単純な形式 』とは言葉を変えると 《 分かりやすさ 》 とも言えますが、以前にある番組で現役官僚が言っていた次の事を私は想い出してしまいます。

それは、国民に深く突っ込まれたくないが(検証されたくはないが)、ドンドン推し進めたい政策では 《 キャッチフレーズ 》 のようなニュアンスにし、しかも、 そのほとんどの言葉をカタカナや横文字(英語)にしてしまう事で《 フワッと感(曖昧でよく分からない) 》 を出す手法をよく用いると、、、



つまり、 国民に考える事をさせない、、、考えないように仕向ける、、、 という手法になります、、、



ル・ボン:
『 群衆は、心象(イマージュ)によらなければ、物事を考えられないのであるし、また心象によらなければ、心を動かされもしないのである。
  この心象のみが、群衆を恐怖させたり魅惑したりして、行為の動機となる。 』



ところで、ニュースなどでも「これから津波の映像が流れます」や、「爆発音がします」などを事前に伝える事も最近では行われていますが、果たしてその意味と、そして、その映像がなければ本当に 《 状況を把握し理解出来ない 》 ものなのでしょうか???



先程はコロナワクチンを取り上げましたが、ワクチン開発で名を馳せた!?2社のとても 《 綺麗そうなイメージ 》を植え付ける かのようなCMが時折流れています。
そして 《 潜在意識は現実とイメージ(想像)を区別出来ない 》 という点も繰り返しお伝えしています。



更に潜在意識は 《 繰り返す毎に定着する 》 という性質がありますが、つまり、



それが無意識で《 本来の自分と思い込む 》ようになる・・・



という側面が生じて来ます。


また、ここでは何かの情報に触れた際に、それが 《 無批判で正しいものと思い込む(思い込まされる) 》 という事にも繋がってきます。

脳科学(医学)では情報の90%以上が 《 視覚 》 から入るとも言われております、、、



ところで、ル・ボンの時代のフランス革命の直前ではアイスランドの火山噴火による 《 天候不順 》 、それが引き起こした 《 食糧危機 》 、更に 《 膨れ上がってしまった国の借金 》 は誰が負担するのかなどの問題が国民を 《 不安の渦 》 に巻き込んでいきました。



どこか、現代(現在)の日本や世界と、、、 繋がって、、、重なって、、、 と感じられないでしょうか、、、

また 《 安心安全 》 との言葉もありますが、これも多くの場面で 《 最近よく見聞きする言葉 》 です、、、

しかし、、、 《 現実 》 はその方向に向かっているのでしょうか、、、



また、 SDGsという持続可能な社会 と謳いながらも、ロシアとウクライナとの戦争における 原発の標的の危惧(危機)は皆まで言うな でもありますし、そして原発が事故を起こしたら 《 取り返しのつかない経験 》 を既に日本もしていながらも、原発の運転期間延長や建て替え(おそらく今後は新増設も含め)を勝手に決めたりなど、、、



そして、先程の現役官僚の声(そのほとんどの言葉をカタカナや横文字(英語)にしてしまう事で《 フワッと感(曖昧でよく分からない) 》 を出す手法)を思い出して頂ければ、つい先日には、今回の原発(回帰)の方針転換についての理由として、、、 「GX(グリーントランスフォーメーション)」 の実現へ向けて、、、と首相が説明!?していました、、、

また、かつて原発は 《 安全神話(という幻想) 》 と呼ばれていました、、、



福島原発から流出し続けている汚染水(CMではALPS処理水と喧伝していますが)を海洋放出する計画ですが、確かに科学的知見も大切で尊重すべき性質のものではありますが、海洋に放出されるものの中には(仮に低濃度であったとしても) 《 危うい何か(物質) 》 が存在しているのは事実でもあり真実です、、、



なぜなら、長期的な視点からの様々な影響を 《 人類は(まだ)経験出来ていない(経験していない) 》 からです、、、



そして、現在言われている所の反撃能力とは敵基地攻撃能力の事であり、専守防衛との言葉からだんだんと 《 引き剥がされて 》 いっています。



ちなみに、ある世論調査では、反撃能力の保有に賛成は60%近くにまで及んでいるものもある模様ですが、ロシアでは兵役の(予備)動員を掛けられた事で戦争中止が世論の多くを占めるようになって来ていますが、これも 《 「他人事」であったものが「自分事」に変わった危機感 》 が要因でしょう、、、



そして、現代(現在)の世の中や社会を見渡してみた際に、



わざわざ難しくし・・・

かつ複雑にしているのは・・・

自分達であって私達ではないのか・・・???



という側面にも目を振り向ける必要性もあります、、、



そこで最初にあなたに問い掛けます、、、



あなたが興奮やワクワクなどを感ずるのは・・・

(今ここからの)理想にですか???

(これ迄の)現実にですか???



如何でしょうか???(笑)



《 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 》



という2023年に向けては、 《 歴史 》《 経験 》という《 岐路 》 が待ち構えているかもしれません、、、



しかし、皆さんお一人お一人の力が現実を望ましい方向へと変えていく大きな原動力となり、皆さんお一人お一人が考える事が 《 今ならまだ間に合う(手遅れにならない) 》 という 未来(将来)への鍵 を握っております!!!



どうぞ 自分自身に自信を持って 下さい!!!



それでは、来年も引き続き、ご愛顧の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます!!!

『 群衆心理(群集心理)が向かう先には:前半 』はこちら

『 群衆心理(群集心理)が向かう先には:後半 』はこちら

 

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