昨日は午後から青空が見え始め、ソメイヨシノも満開となり
池上本門寺では恒例の「池上本門寺はなまつり」も開催されて
多くの参拝客や花見客で賑わっていました。
「総門」
石段「此経難持坂」
日蓮聖人説法像
仁王門前
池上本門寺大堂
桜っから奥に向かって「霊宝殿」「経蔵」「清正講堂」
珍しい「笹部桜」
「池上本門寺花まつり」が4月6日、7日の2日間開催されました。
通常は非公開の五重塔が2日間開帳されました。
『初重内須弥壇上には一塔両尊四士と呼ばれる日蓮宗独特の尊像が
奉安されています。
上段には「南無妙法蓮華経」の御首題(御題目)を記した宝塔を中央に、
向かって左に法華経の教主である釈迦牟尼仏、右には法華経の真実義を
証明された多宝如来が、中段には釈尊より法華経弘通を付嘱された
上行・無辺行・淨行・安立行の四菩薩が祀られ、法華経の世界
を彫像として表しています。
いずれも五重塔建立時(慶長13年・1608)に造立された尊像であり
、鎌倉仏師と思われる「今井善左衛門吉久」工房の作品です。
なお、下段には向かって左に五重塔建立時の当山貫首である
第14世自証院日証聖人の位牌、右には五重塔の建立願主である
正心院日幸尼(2代将軍秀忠乳母、岡部局)の位牌が祀られています。』
※本門時五重塔特別公開資料より
この五重塔は、関東に四基現存する幕末以前の五重塔で一番古い塔で、
また桃山期の五重塔は全国でも一基だけだそうです。