父が嗜銀顆粒性認知症という診断を受けて一年が過ぎました。
異変は2020年からでした
楽しく会話でき冗談も言えますが
短期記憶がなくなる病気で、
会った人、会話した事、
自分のした事、たった今の事を忘れます
身体は元気で、動きも素早く
徘徊はありません
(昔、覚えた道は覚えてるので自宅には迷わず帰ってこれます)
今もお金や書類の管理は
自分でやろうとするのが、大変です
色んなハプニングもありました(笑)
そんな折、母も認知症と診断されました
ディサービスで同じ話ばかりしてると指摘されるも
そんなの大昔から…と思っていました
あれが軽度認知症状(MCI)だったのでしょうね
母は元々自信家の性格で
思い込みや、理解が難しい状態です
薬を処方してもらいましたが
今も自分のCTはとても綺麗♪
父をサポートする役割があり
その為に元気の出る薬を貰ってる!
と思っているようです
ハードルが高くても
早く専門医を受診すべきでした
そんな後悔もありますが
私はとても良い神経内科の先生に巡り会えてラッキーでした
先日の診察では
母は父を支えてるつもりなので
父の愚痴を語り続けていました
「母はこの調子で元気です」
と私が話を遮ると
先生に「お母さんは元気よ!あなたが振り回されて、とても疲れきってるね」
と言われてしまいました
疲れた顔をしてたそうです(笑)
のんびり構えて行かないと、あなたが倒れるよ!
とアドバイスもいただきました
それって…
チラージンが足りてないからじゃ?
だから疲れて見えるんだ!
太ってるのもそれだ!
今度こそ75μgに増やしてもらおう
と密かに決意♪
更に、私のストラップをガン見して
「このバンドが好きなの?
俺はB'zが大好きでグッズも大量に持ってるよ」
「え〜⁉︎B'zは良いですよね!
去年のライブツアーいきました??」
と母そっちのけで音楽の話題で盛り上がりました
先生も朝からずっと診察だもの
楽しい話もしたいよね
私を元気つけようとしてくださった事に感謝です
父の診察では
「書類は子供達に任せなさい
最終チェックがあなたの仕事よ
こうやって、人に仕事を振ってゆく事が歳を取るという事だよ」
とありがたい話をして下さったけど
父は完全に忘れています
病院行った事もすぐに忘れますから
アルツハイマーやレビー小体型は有名だけど
父の「嗜銀顆粒性認知症」も
知れ渡って欲しいものです
父:生活に支障のある認知症
母:何とか生活できる認知症
なんだそうで、
2人が絶妙なバランスを保って暮らしてるので
今は見守って行くしかないようです