「社会に返してね」 | 陽はまた昇る

陽はまた昇る

子どものころからろくでもない事ばかり起こりますが、
まぁ、私がどうでも日はまた昇るし、世の中は回っていく。
七転八倒を七転び八起きに。

きれいごと言ったコーナーに投稿が1つのまま何年?(〃▽〃)ポッ

 

親や舅姑小姑、近所の人ら・・・

いろんな人から言われた「ひどいこと」は書きなぐっていますが、

「心に残ったいいこと」はなかなか紹介する機会がなく

(要は性格が陰湿なんだということなんだけど)

ぼちぼち、話していきたいと思います。

 

 

    

言葉が

人を傷つけたり

人の心を殺したり

するけど

言葉が

人を救ったり

人を育てたり

することもある

 

私を救い

私を育ててくれた

そんな

ことのは
 

 

社会に返してね

 

 

親がアレだったもので・・・

私は小さい時から、近所の人に助けられて、なんとか生き延びてきました

 

小学校高学年かな?

いつもよくしてくれるおばさんがいまして。

男子同級生のママなのですが、母とそこそこ仲が良く、

なぜか母は私を連れて人の家に行くことが多かったのですが、

(その割に行った先で悪口ばかりいうんだけど)

おばさんとおじさんは「女の子いないから~」と私もかわいがってくれていました。

 

で、ある日、

私が一人で用足し(届けものだったか受け取りにだったか・・)に行った時に、

「いつもありがとう。私は何も返せないのに。ごめんね」

みたいなことを言ったら、

「子どもなんだから、当然でしょ。お返しなんか求めてないよ。

恩を感じてくれているなら、それだけでうれしい。

こみちちゃんが大きくなったら、社会に返してね

その時に目の前の困っている人を助けてあげたら、それが恩返し。

助けてくれる人はゆとりがあるから助けている。

本人に返してもそんなにありがたみがない。

だから、別の困った人を助けてね。

そうやって、人助けや親切が回っていったら、いいね」

 

私の親は、何かをしてもらった相手に対して、

「ゆとりがあるんだからいいじゃない」と、恩に着ることも返すこともありません。

いつも「もうしわけない」気持ちでいっぱいでした。

なので、

この時のおばさんの言葉で、本当に心が軽くなったのです。

(当然、感謝の気持ちは忘れませんよ)

 

その後、いろいろありまして、

子どものころに助けてもらった人に直に恩返しをすることは不可能となりました。

 

 

自分が助けてもらった分、大人になってゆとりができたら、社会に返す

 

子どものころに誓ったことを、大人になった私は実践できているのかな~