→つづき
無事、余裕のある日程で話が纏まったので、
イケメンくんの表情が一気に和らいだ。
誰かのキャパオーバーに引きずられないように。
ロクに教えて貰えない環境のなかで、イケメンくんもまた、キャパオーバーを起こしかけている。
つか。
隠れてないで翔んぢまえよ(  ̄▽ ̄)ニヤニヤ
とは言え。
飛翔族が安心して翔べる環境ぢゃねぇんだわ、これ。
【点(情報)と点(情報)を線で結ぶ】ことが当たり前だと思って生きている我等は、点(情報)を認識出来なかったり、線で結んだものが覆されまくったりすると、めっちゃんこ消耗する。
今の職場。
私より後に入った飛翔族は、見事に【地上付近でかくれんぼ】したまま過ごしている。
マルチ至上主義。 として、動いてゆく社会。
実態は、マルチの猿真似。っつー職場が氾濫しとる。
翔んだら最後。
見つかったら最後。
あれもこれも!と上乗せされてしまう。
断ればイイと簡単に言うけど。
あなたの分母と違う、って現実をちゃんと認識してから言ってね?(*´・з・)
ま、今回の主役。
イケメンくんの行動から読み取ってみましょうか。
地上付近でひっそり隠れていたイケメンくん、ここ数日、低空女との会話中に静かに怒るwww
その「静かに怒る」のを書こうと思ってるうちに…
昨日の定時間際に、事件は起こった。
低空女
「この件、やったんだよね?(¬Å¬)」
イケメンくん
「やってませんけど(¬Å¬)」 ←やり方教わってない
低空女
「なんで?(#・∀・)」
ここ数日、同じような会話ばかりしてる2人(  ̄▽ ̄)
わたしの隣の席で、ふたりで作業開始。
険悪ムードを覆すことなく、作業が進む。
低空女
「これで終わり。覚えて。」
黙る……イケメンくん。
色白の肌が紅潮してる。
低空女
「ここまでやっといて欲しかったわけよ。私としては」
あーあ今日も同じ台詞かよ(  ̄▽ ̄)知ぃ~らね ←
イケメンくん
「自分は、どっちがやるのか確認しましたよね(*´・з・)」
うんうん。
してた!
全部、どっちでもイイって言われてたぞ(((*≧艸≦)ププッ
低空女
「私は忙しかったわけよ(#・∀・)」
イケメンくん
「えぇ。忙しかったですよ(#・∀・)」
低空女
「誰が?( ゚∀゚)」
イケメンくん
「自分だけだと思ってるんですか?(#・∀・)」
低空女
「やっといて欲しかったわけよ。私としては!」
戻ったぁΣ(・∀・|||)なにこれ?巻き戻し機能(その場で再挑戦!)とかあんの????
(後者も勝手に巻き戻しますが、そのときは接続タイムだか潜って回復だかの【空白時間】を挟みます。このヒトは後者ではありません。)
イケメンくん
「二人とも忙しかったわけですよ(#・∀・)把握してないんですか?」
低空女選手ぅ~!
撃ちぃーーーーーーーーん( ゚∀゚)チーーーーン🎵
低空女
「私、忙しかったよね?(#・∀・)」
え?( ゚∀゚)
(・д・ = ・д・)???
Σ(・∀・|||)あたくし?あたくしに聞いてんの?????
ええええええっと(σ´・v・`*)うぅーんと
そんな楽しそうな会話に入ってイイのぉ??(☆∀☆) ←をいっw
かおたん
「イケメンくんの方が多かったよ?( ゚∀゚)」 ←迷うこともなく、もちろん即答www
低空女
「え( ゚∀゚)」
かおたん
「え( ゚∀゚)イケメンくんの方が多かったよ?」 ←巻き戻し機能をトレース(即興型)
後輩ちゃんが堪えきれず (((*≧艸≦)ププーーーッ っと吹き出すw
かおたん
「どっちが先輩で、どっちがリーダーで、どっちが歳上だか知らんけど、自分の班くらいは把握して?( ´・∀・`)たったの2人やんか?今日、当日分の仕事、まったく気にも止めてなかったやん?」
低空女は、PCをカチャカチャ。
をいをいをい。
おんめぇ、話題振ってきてその態度は無いやろがいっ(#・∀・)
イケメンくん
「すんません…( ´;゚;∀;゚;)」
低空女が顔をこちらに向けた。
おおおお!どやってるぅ(σ ̄ー ̄)σ
かおたん
「低空女さんに言ってるんじゃないよ?いま、イケメンくんは、私に言った( ´・∀・`)大丈夫?話についてこれてる?」
顔を紅潮させて、またPCに向かう低空女。
かおたん
「イケメンくんの正しい訴えと向き合わないんだね?」
答えは返ってこない。
地上のヒトたちにも、反芻の時間が必要なのは、把握してる。
でもね?
何も言わずに相手が待っててくれる、なんつー思い込みは捨てた方が身のためだぜ?
なんでこっちが待つ前提で物事進めてんねん???
興奮して思考のスピードがガンガン上がっていってるのに待たされるって、もんんんんんんんんの凄いストレスなんやぞ(。・´_`・。)
手動で急ブレーキかける行為なんだから、
好意がなきゃ出来るわけがないっ!(座布団!( 〃▽〃)💕)
あなたが怒らせた相手は。
あなたより速いスピードで状況(情報)を把握して、
あなたより速いスピードで情報を処理してる。
かおたん
「んじゃ、この場は俺が貰うよ~ん(  ̄▽ ̄)」
わたしが書くから、彼女の後者っぽいところが前面に出るんだろうな。と思う。
後者や水平前者が同じ場面を見ていたら、違う扱いになるのかもしれない。
とにかく。
巷に広がってゆく前者後者論での区分けでは、この女性は高俯瞰前者なのだ。
後輩ちゃんから見ても「シングルさんじゃないの?Σ(・∀・|||)嘘でしょ??」となる。そんな世界が、現実に存在している。
(後輩ちゃんとは前者後者論の入り口程度の話が済んでいるが、高さの話はしたことがない。それでも彼女は中空と上空だけを「こっち側」と呼ぶ。実に興味深い!)
地上付近と、空域には。
越えられない壁が在る。
スピードが違うんだよ、スピードが。
おっと?
そろそろ文章を終わらせようと思ったら、低空女が反芻旅行から帰っていらっしゃったようだ。
低空女
「わたしはあなたとは違う(#・∀・)」
えーっと?(  ̄▽ ̄)?どっちの意味で言ってんのか解らんけど、まぁイイや ←かおたん式スピードメンコ勝負モード突入
かおたん
「あー。(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)うんうん。一緒にされたらブチ切れる自信しかないわ」
あれやろ?
他の上空さんたちって、こーゆーとき黙ってくれるやろ?
だから、言い勝ったとか正しかったとか盛大な勘違いをするんちゃうん?(  ̄▽ ̄)こっちは糞姉貴で慣れてんだよ
ほんとにマジで、なぜ気付かんのだろ?
目の前の相手のスピードと、自分のスピードの違いに。
マシンガントーク(うっかり独り言ver.)開始 o(`^´*)グッ
(勝てる試合で「負けるが花」とか言う気になんねぇのは元アスリートの性だ、性!)
かおたん
「だいたい、あなたは、この部署のアカン流れを止めるべく壮大な期待を背負って入ってきた訳でしょ?リーダー代理とかゆー、どー考えても糞メンドクセー損なポジションにホイホイ喜んで入ってきたんでしょ?( ・◇・)?なんで呑気にクッソ長い時間かけながら場を把握してからドヤ顔で長いモノに巻かれてんの???意味わからんし。あなたが行う改革は、こんんんんんっな若い子捕まえて責め立てることなん?教えもせずに?育てもせずに?っつか…( ・◇・)?何してるん?育てますっつーて預かった子に、恥ずかしげもなくフォロー役をさせたいんなら、通常時に信頼関係を築いとくやろ、普通。ちょろっと考えれば解るやん?どんな見積りしてるのか知らんけど、どー考えても、イケメンくんはフォロー出来る側の子やろ。どっちが?って話に固執するんなら付き合って差し上げるけど、あなたが足りない。あなたが足りない、の1択やんけ?貴重な戦力を潰すんじゃねぇわリーダー代理の癖に。っちゅーか、リーダー代理だったんだからとっくに把握してると思うけど、あたし、売られた喧嘩はひとつ残らず買う主義なんだわ。リーダー代理だったから気付いてないかもしれないけど、あたしをこの場に引っ張り出したのは、他の誰でもなく貴女だからね?……という、壮大な独り言(  ̄▽ ̄)🎵」
あー。こりゃ、俺…クビになるかな( ゚∀゚)ははは
ま。
リーダーの職位を持ってる中空おじさまが来た時点で、【代理】なんてものは無くなってるんだけどね。
低空女殿様は気付いてないみたいだけど。
ここ数日。
彼女との意思の疎通に挑戦し続けたイケメンくん。
翔ぼうとしているのに。
翔ぶと決めたんだろうに。
地上から邪魔が入ったら、そりゃあイラつくよね。
今日は、低空女が休みだったんだけど。
今朝。
部屋の角に呼ばれた中空おじさまが、水平リーダーから説明を受けて。
おじさまが、渋い顔でこっちに来る。
おじさま
「かおたんなら、この距離でも聞こえてたでしょ?( ´;゚;∀;゚;)どーなってんの?」
うひぃーーーー!!(*>∀<*)ゲラゲラ
イケメンくん
「え?Σ(・∀・|||)聞こえなかったけど、僕のことですか?」
おじさま&かおたん
「え?( ゚∀゚)なになになんで??」
イケメンくん
「昨日、皆さんが帰ったあとに水平リーダーのところに行って【低空女さんと一緒にやるのは無理なので辞めます】って言いました( ´;゚;∀;゚;)」
おじさま → えぇっ?!( ´;゚;∀;゚;)
かおたん → えぇっ?!(☆∀☆)
おじさま
「かおたんが辞めたら崩れるんじゃないの?これ?( ´;゚;∀;゚;)」
かおたん
「辞めない約束はしないけどwww
面白そうだから乗るわ(((*≧艸≦)ププーーーッ」
おじさま
「俺…あの…ここだけの話。。。本音を言ってイイ?1度だけ( ´;゚;∀;゚;)」
かおたん
「どーぞ(  ̄▽ ̄)」
おじさま
「やだっ!(。>д<)メンドクセー!ひとりがイイ!!」
ぶははっ(*>∀<*)
と言うことで。
来週から。
低空女とイケメンくんのコンビは解消。
イケメンくんはそのままの作業で、フォローに低空くんが入ることに。
っつーても、実質的にフォローするのは私になるのが目に見えてるw
低空女は。
おじさまと一緒に「部署の改善を進める」仕事をするそうです(((*≧艸≦)ププッ
覚悟を決めたイケメンくんが (*´σー`)エヘヘ ってして。
すんんんんんんんんんんんげぇ可愛かったので、
とりあえず、善きかな善きかな。
問題は。
来週前半にチョット先輩が居なくなる。
低空のマイペースな新人さんが、このスピードについてこれるか…
という懸念を、おじさまと共有しておいた。
さて。
どーなるかな(  ̄▽ ̄)🎵