第8672回「荒野のガンマン サム・ペキンパー監督モーリン・オハラ感想、ストーリー、ネタバレ」
第8672回は、「荒野のガンマン サム・ペキンパー監督モーリン・オハラ 感想、ストーリー、ネタバレ」〈1961年〉です。奇才サム・ペキンパー監督のデビュー作です。全米の興行主から推されて監督になったと言われています。
映画の雰囲気は、後のマカロニ・ウェスタンに通じるものがあります。時代を先読みしていたと言うことでしょうか。93分と短めの映画です。
「プロローグ 荒野の三人のガンマン」
南北戦争が終わって数年が経ちました。元北軍兵士のイエローレッグ(ブライアン・キース)が酒場に入ってきます。仇を探してのことです。酒場では、ターク(チル・ウィルス)という男が後ろ手に縛られ、転がされた樽に乗せられていました。首にはロープが・・・・。
「奴も、もたねえな、いかさまをするからだ」、ギャンブラーたちがあざ笑います。タークを助けたのが、イエローレッグとビリー〈スティーヴ・コクラン〉という遊び人でした。実はタークこそが、イエローレッグの仇だったのです。戦時中、傷ついたイエローレッグの頭皮をタークが剥ぎ取ろうとしたのです。
そのために、イエローレッグの額には大きな切り傷が残されています。一方、イエローレッグもタークに激しく噛みついています。そのため、歯型が今なお残っていました。
「本編」
物語はイエローレッグ、ターク、ビリーの三人を中心に進みます。ここに第四の人物が登場します。ダンスホールで娼婦として働くキット(モーリン・オハラ)でした。教会でも散々に陰口を叩かれます。しかし、彼女には愛すべき幼い息子のミードがいました。
そんな中、イエローレッグたち三人が銀行強盗に入り、ミードが巻き添えで撃たれたのです。撃ったのはイエローレッグでした・・・・。キットは亡き息子を抱きしめます。そして、亡き夫の眠る墓に、息子も葬ると言い出したのです。その地区には、インディアンが出没していました。
イエローレッグは強引に同行を申し出ます。一方、タークとビリーは新たな銀行強盗を画策していました。成功しますが、仲間割れ寸前です。そこに奇しくも現れたのが、イエローレッグとモリーでした。タークは、イエローレッグと対峙するビリーを背後から射殺します。
イエローレッグはこれまで延ばしていた復讐にケリをつけるために、タークを射殺しようとしました。それを必死で止めたのがキットでした。
「エピローグ 旅立つイエローレッグとキット」
タークは、軍によって連行されます。タークは完全に狂っていました。それを見ていたイエローレッグとキットは新天地に向かって旅立ちます。

