第2830回「中井洽議員、秋篠宮に野次、何故民主党議員は止めなかったのか」(時事問題) | 新稀少堂日記

第2830回「中井洽議員、秋篠宮に野次、何故民主党議員は止めなかったのか」(時事問題)

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 第2830回は、「中井洽議員、秋篠宮に野次、何故民主党議員は止めなかったのか」(時事問題)です。前代未聞の不祥事が、国会で起きました。事件は、議会開設120年記念式典の場で起きました。あろうことか、中井洽(ひろし)議員が、秋篠宮御夫妻を、罵倒したのです。ただ、野次と称する関係者もいるようですが・・・・。


 匿名の記事となっていますが、産経新聞から、写真を含めて引用します。

 『  29日に開かれた「議会開設120年記念式典」で、民主党ベテラン議員が、秋篠宮ご夫妻に対し「早く座れよ」などと野次を飛ばしていたことが分かった。野次を聞いたみんなの党の桜内文城参院議員が、30日朝の自身のブログで明らかにした。


 桜内氏のブログによると、先に式典会場の参院本会議場にお入りになった秋篠宮ご夫妻は、天皇皇后両陛下のご入場まで、ずっと起立されていた。その最中に民主党ベテラン議員が「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と野次を飛ばしたという。


 当初の式次第では、秋篠宮ご夫妻はいったん着席され、天皇皇后両陛下のご入場の際に起立してお迎えすることになっていた。しかし、議会開設120年を祝うために国会を訪ねられ、両陛下を起立して待ち続けられた秋篠宮ご夫妻に、国会議員が、非難がましく指図するような野次を飛ばすことは非礼の極みとしか言いようがない。・・・・ 』


 中井洽議員は、国家公安委員長時代、"路チュー"を激写された人物です。激写の事実よりも、国家の治安を預かっているという自覚が欠けていることに、非難が集中しました。そして、今度の事件です。現在の岡崎国家公安委員長も、北朝鮮による砲撃事件当日、自宅に居続けたことで批判が集中しています。


 論外なふたりの国家公安委員長は別にしまして、中井議員が野次ったり、罵倒している時、周辺の民主党議員は、何故止めなかったのでしょうか。この行為は、"非礼"以前の問題です。人間の品格に関わる問題です。このような議員を選出した有権者にも問題がありますが、やはり民主党の姿勢が問われます。


 いまだに、民主党は、小沢一郎君の国会喚問を決めかねています。自らの意思で、民主党は、民主党議員は、何ものをも実行できないのでしょうか。最低の政党であり、最低の議員集団です。中井議員のような人物は、即、民主党そのものが、議員辞職を勧告すべきです。


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(21時32分追記) 産経新聞が、実名報道に切り替えました。記事の冒頭部分と写真を引用します。

 『 11月29日の議会開設120年記念式典で、民主党の中井洽前国家公安委員長が、来賓の秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下のご入場まで起立されたのを見て「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と不平を漏らしていたことが30日、分かった。


 自民党は「懲罰の対象になりうる著しく品を欠く発言だ」と問題視している。西岡武夫参院議長も事実関係を調査する意向を示した。・・・・ 』