第2722回「涼宮ハルヒの溜息、その2、ネタバレ」(第2作) | 新稀少堂日記

第2722回「涼宮ハルヒの溜息、その2、ネタバレ」(第2作)

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 第2722回は、「涼宮ハルヒの溜息、その2、ネタバレ」(第2作)です。あの事件(「憂鬱」)から、半年後です。体育会のリレーでは、ハルヒと長門有希の大活躍で、陸上部とラグビーをぶっちぎり優勝します。ハルヒの身体能力と、有希の瞬間移動が勝因です・・・・。


 そして、文化祭の時期が来ます。ハルヒが、じっとしている訳がありません。今度は、自主映画の制作です。シナリオも、絵コンテも、すべてハルヒの頭の中です。映画のタイトルは、「戦うウェイトレス 朝比奈ミクルの冒険」です。ハルヒは、なぜか、プロデューサーと監督に徹します。主役はみくるです。


 登場人物は、未来から来たウェイトレスの朝比奈ミクル、超能力少年の古泉イツキ、悪い宇宙人の長門ユキ、そのまんまです。ですが、ハルヒは、みくるが未来人であり、古泉が超能力者であり、有希が宇宙人であることを知りません。"自覚せざる神"です。ですが、ハルヒは、望むものを手に入れていたのです・・・・。


 ですが、まず必要なのは、ビデオカメラです。電気屋さんからせしめてきます。撮影が始ります。キョンと呼ばれる"俺"は、カメラマン兼何でも屋です。こき使われます。ハルヒ自身は気付いていませんが、光あれとハルヒが命令すれば、光が現われたのです。


 その現象が、はじめて現われたのは、「みくる、目からビームでも出しなさい」と言った時です。みくるの左目から、ビームが放射され、"悪い宇宙人"役の有希を襲います・・・・。有希は、手のひらを穴だらけにします。しかし、みくるの体質を変え、封印します。しかし、さらに右目からは高振動波動が発射され、周囲を切り裂きます。やはり、ハルヒの命令が原因です。


 ただ、ハルヒは、自分の命令(願望)が実体化されたことは知りません。団員たちは、ただひたすら隠します・・・・。みくるの目からビーム、秋というのに桜が満開、土ハトの群れが白いハトに変身、すべてハルヒの願望が実現したのです。


 映画の撮影が終わる頃には、ハルヒの願望が世界を変えるかもしれません・・・・・。4人の闘い(?)が始まったという展開です。古泉の提案は、ハルヒの願望をかなえ、しかも、エンディングは全て夢だったとのオチで締めくくるというものです。ハルヒの欲求不満は、世界の破壊につながる異次元世界を生じさせます。


 ですが、ハルヒの望むものを全て叶えることは至難の業です。みくるも、"俺"もへとへとになります。そして、クランクアップします。しかし、文化祭は、明日です。何でも屋の"俺"は、徹夜で編集作業に挑みますが、眠ってしまいます。


 起きると、不満足ながら、VFXは完成していたのです。それなりの映画になっています。ハルヒも、それなりに満足します。世界は、救われたのです。このエピソードの中で、みくるは"俺"に、古泉を信じすぎるなと警告しています・・・・。


(蛇足) VFXの編集したのは、"俺"ではありません。他の団員かもしれませんし、ハルヒの願望が働いたのかもしれません。あいまいな表現に止めています。


(追記) "その1"では、事件・登場人物の背景を書いています。

http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10692254263.html