第56回「四国八十八ヶ所 十六番札所 観音寺(かんおんじ)」 | 新稀少堂日記

第56回「四国八十八ヶ所 十六番札所 観音寺(かんおんじ)」



 第56回は、「四国八十八ヶ所 十六番札所 観音寺(かんおんじ)」です。香川県に観音寺という市があります(当然、寺を発祥とした地名です)。観音は、「かんのん」と読ませず、「かんおん」と読みます。この寺も、「かんおんじ」です。


 境内で目立つのが鐘楼ですが、「子泣き地蔵」が有名だそうです。当然夜泣きする赤ちゃんの母親がお参りするのですが、寝つきの悪い老人たちも参拝する愉快な地蔵です。


 般若心経は、観世音菩薩(観音)が舎利子(仏弟子)に説教する形をとっています。そういう意味で、読経にも力が入ります・・・。


 自動車利用のお遍路さんが何組か来ています。次の十七番札所までは、4kmほどです。早朝からの徒歩のため、膝だけでなく、足全体に疲労感が出ています・・・・。