第51回「四国八十八ヶ所 十三番札所 大日寺(だいにちじ)」 | 新稀少堂日記

第51回「四国八十八ヶ所 十三番札所 大日寺(だいにちじ)」



 第51回は、「四国八十八ヶ所 十三番札所 大日寺(だいにちじ)」です。午前11時過ぎに着きました。片側一車線の国道をはさんで、一宮神社と向かい合った形で建っています。こじんまりとした境内です。参拝者は私一人だけですので、落ち着いた雰囲気の中、「空」の認識世界に埋没していく自己を感じます・・・・。


 ガイドブックによれば、奥の院もあるそうです。境内が狭いのも納得がいきます。5kmほど離れた建治寺がそうですが、八十八ヶ所のルートには入っていませんので、今回はパスします。


 「五ヶ所まいり」の始まりです。次の札所までは、3km程度です。徳島市内に流れる川としては、吉野川が有名ですし大河ですが、鮎喰川も決して小さな川ではありません。十四番札所常楽寺への遍路道は、鮎喰川を北岸へとわたって行きます。


 遍路道の標識につきましては、今まで随所にあり、分岐点につきましては、必ずありました。その数が、少なくなってきたというのが実感です。しかし、地元の人に聞きますと、親切に教えてくれます。


(写真)一宮神社の敷地内からの撮影です。一宮神社は、阿波の総鎮守だったそうです。由緒ある神社です。