こんにちは佐々木 杏奈です
サッカー日本代表が6回目のワールドカップ出場を決めてくれ、試合の行われた埼玉スタジアムだけでなく日本中が盛り上がりましたね
本田圭佑選手や香川真司選手も怪我から無事に復帰し、来年のロシアで行われるワールドカップが楽しみです
今回はスポーツ障害についてお話ししていきます。
一般的に「スポーツで痛めた」とは、怪我であったり、オーバーユーズ(使い過ぎ)が原因である事が多いです。
オーバーユーズ(使い過ぎ)とは、蹴る・走る・ジャンプするなど、同じ動作を繰り返し行うことにより筋肉に負担が蓄積され痛みが起こります。
オーバーユーズの怖いところは、発症直後は動き始めの痛み・長時間の運動での痛み・腫脹などの症状の為、「打ち身」「筋肉痛」「成長痛」などとして放置された結果、徐々に痛みが強くなり最終的に疲労骨折を起こしてしまう可能性があります。
更には、使いすぎた筋肉をかばうために周りの関節・筋肉までにも負担がかかり症状を引き起こしてしまうことがあるのです。
では、オーバーユーズによる痛みを発症させない為にはどうしたらいいのか?
①定期的な身体のメンテナンス
人それぞれに合わせた身体のバランス・使い方を考え全身のメンテナンスをすることにより筋肉の疲れを取り、上手く使いやすい状態にします。
当院にもプロ野球選手を始め、多くのアスリートの方々が来院されていますが、筋肉の緊張や関節の可動域に対して定期的なメンテナンスをしっかりと行っていますよ
②運動前後での「ウォーミングアップ」「クールダウン」
運動前にはウォーミングアップを入念に行いましょう!
徐々に身体を動かすことにより、代謝を上げ、使っていなかった身体を目覚めさせます。
運動後には力の入ったままの筋肉をストレッチし和らげてあげましょう!
③休息をとる
運動により疲れた筋肉を回復させるため、無理な運動を続けて酷使するのではなく、身体を休ませましょう。普段からのストレッチや入浴、マッサージも大事です
④バランスの良い食事
しっかりとした身体を作る為には、栄養素が必要です十分な食事をとらなかったり栄養が偏っていると、損傷した組織はなかなか回復しません朝・昼・夕と3食しっかり食べ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう
⑤運動テクニックの改善
間違えた身体の使い方をしていると、筋肉に通常よりも過剰に負担をかけてしまいます。その為、余分な力がかからないようテクニックの見直しも重要です。
以上のようなことを心がけ痛みを発症させないために注意をしましょう