こんにちは!
前回、立っている時よりも座っている時の方が腰にかかる負担が大きいと説明しましたね
実はそれ以外にも様々な環境がより腰に負担をかけています
・姿勢が悪い
・椅子の高さが合っていない
・背骨の柔軟性の低下
・モニター、デスクの位置関係
など、体重の2倍もの負担がかかることに加えて、より腰にダメージを与える要素となります
この中で重要になるのが、姿勢の問題です。
身体が健康的で痛みなど感じない状態であっても、負担のかかる姿勢を続ければ必ず痛みが出てきてしまいます
そこで、気をつけてほしい姿勢のポイントを解説していきます
・椅子に座る時・・・太ももと床が平行になる高さに調整してください
椅子の高さが変えられない場合はお尻の下にタオルやクッションを敷くなどして調整してみてください。そうすると、股関節や骨盤、背骨といった土台が安定する為身体を支えやすくなります。
・床に座る時・・・正座かお尻の下に座布団を引いて高さを出してください
横座りやアヒル座り(正座から両足を外側に出す)は膝に負担がかかるだけでなく、骨盤や背骨を捻ることにつながるのでやめましょう
座布団をお尻の下に引くことで、腰が丸くなることを少しでも防げます。
膝が痛い人はなるべくお尻を高くして座りましょう
また、一番注意してもらいたいのは足を組まない事です。
足を組むと、悪い姿勢になってしまうのです
椅子にしっかりと深く座り、腰の辺りにクッションを置きよっかかると腰に負担をかけずに座ることができます。
腰の背骨は本来前側に反っているので、その反りを補正すると姿勢を保ちやすくなるのです。
このようにいくつかの点を注意するだけで腰にかかる負担は軽減され痛みも出にくくなります
座っている時に腰に痛みが出てしまう方は早速今日から実践してみましょう!
それでも良くならない、少しはいいけど痛い、という方は早めの受診をお勧めいたします