こんにちは!只津祐貴です。今月は高齢出産についてお話していきたいと思います。一般的に高齢出産とは35歳以上で妊娠する事を言います。最近では芸人の森三中・大島さんが記憶に新しいように芸能人でも高齢出産が増えているようですね。
現在の日本ではいわゆる高齢出産の女性は全体の2割といわれています。つまり5人に1人は35歳以上で出産しているという事になります。有名人に限らず今や珍しいことではないようです。
晩婚化が進んで出産時期が遅れてしまうことや、経済的なことが理由ですぐに子供を持つことに踏み切れないこと。また医学の進歩によって子供をあきらめていた方にも妊娠出産の可能性が増えてきたことなどから、これからも高齢出産は増えていくという事が予想されているようです。
ただこういった高齢出産の場合、産後の骨盤のズレが戻りにくかったり、戻るのに時間がかかるので骨格全体の歪みが発生することが多いです。そういったことが原因で、数年後に椎間板ヘルニアや坐骨神経痛になってしまうことも少なくありません。また骨盤が歪んでいると骨盤の中にある筋肉が緩み、骨盤内がうっ血し、血行が悪くなりホルモンのバランスが悪くなり自律神経を乱してしまうこともあります。
高齢出産の場合は出産のリスクもありますので、妊娠中からの骨盤のケアが重要です。そして、出産後は骨盤の歪みを解消する最大のチャンスです!!なぜなら、産後約6ヶ月までは骨盤が固まっていない状態で、特に産後2ヶ月は身体が妊娠前の状態に積極的に戻ろうとします。この期間に治療すれば、矯正の効果が劇的に現れます。
当院では産後の骨盤矯正にも力を入れていて、2012年5月に発売された「女性自身」にも「産後の骨盤矯正」として特集されています。産後のお身体でお困りのことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。