原題:Transmorphers
2007年 アメリカ
レイフ・スコット監督/脚本
見た日:2012年4月13日
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はい。
今回借りて来た、
3大トランスフォーマーっぽいタイトルの映画
最後の刺客、トランスモーファーです。
舞台設定はほか2作と同じく、
突如襲来した宇宙人に征服された近未来の地球。
生き残りを懸けた最終決戦に以下略!といった感じ。
3作の中で唯一、原題からトランスフォーマーのパクリですね。
そして3作中で最も、ジャケに描かれているものに近いロボットが出て来ます。
あくまでも「近い」ものね。
まぁ、何だろうな、
CGがなんかプレステのゲームっぽいんだけど、
まあいいや。
始めからそこに期待してなかったし。
あの、本当に細かいところ、
例えば役者さんの目線とか、
そういう、ぼくが映画的に注目する、
細かァ~い所はもう当然ダメなんだけど、
それはもうダメと知ってて見てるようなもんで。
もうちょっと大雑把に見て、ストーリーの細かい部分の話。
ま、別に、それはおかしくねぇ?って所もそんなに無かったし、
全体的に、全く興味を惹かない感はあるにせよ、
まぁいいんじゃないスか、って感じでしたね。
CGは安っぽいんだけど、
CGで済ませるところ、セットとか小道具とか作り込むところ、
もう何も作らず演出だけで乗り切るところ、
って、それぞれ工夫もあったし。
で、まぁその、細かい話の部分はいいんだけど、
大筋のところがよく分かんないせいで、
全体に漂う「勝手にやってろよ」感に拍車がかかり、
全く乗れないという。
まぁ、もしかしたら、字幕が意訳すぎるせいもあるのかな、
って気もしてるんだけど、
例えば、
敵のロボットはこういう仕組みだって解明したから、
こういうモノを仕込んで、こういう作戦でいけば攻略できるんじゃない?
って言ってるんだけど、
それぞれの「こういう」の部分が意味不明すぎて、
それを実行してるシーンになっても、それがうまく行ってるのかも分かんないし、
作戦に不備があったのか、こっちの想定以上に敵が強かったのか、
その辺がよく分からないから
「何でこの人たちはこんなにアタフタしてるんだろう」
って思っちゃうよね。
だから、一通り終わってから、みんなの表情を見て、
アカン感じの顔してたら「ああ失敗したんだな」とか、
いい感じの顔してたら「ああ成功だったんだね」とか、
推し量るしかないという。
「どっちにしろよく分かんねぇけど」っていう。
それとか、
冒頭で、地球が侵略されて~って説明がチャチャーっとあって、
その、状況の説明を手短かに済ますっていうのは有難い事なんだけど、
それが済んで、いざ本題、ってなってからも
なんかダラダラ内部の確執とかやっててさ。
いや、ある程度はいいんだよ。
危険な作戦だから、失敗したら全滅って事もあり得るから、
慎重派と過激派の対立とかさ。
全体的に慎重ムードの中、半ばアウトロー的に描かれる過激派が
アウトロー達だけでチームを結成して、
上層部の反対も押し切り、強行した作戦で人類を救うっていう
このプロットは常套手段ですよ。だからそれ自体はいいと思うんだよ。
だけどこの対立エピソードが、
人間の一番えらい人vs軍の一番えらい人
軍の一番えらい人vsアウトローの主人公
主人公の部下vs部下の部下
とか、今思いつくだけでもこんなにたくさんあって、
もう、もう分かったよそれは、はやく戦いにいけよ!
って思っちゃうよね。
そこダラダラやってる割には、
前述したように、物語を盛り上げる上で必要な説明とかが不十分だったり。
何だろうな、
こういうB級、C級と呼ばれる映画、
だいたいダメな部分が他の全てに勝ってるからそう呼ばれるわけですが、
そのダメな部分が好かれたり、ダメが過ぎて「嫌いな映画」になったり、
もっと言えば「好きなダメさ」「嫌いなダメさ」とかが生まれるわけですが、
この映画に関して言えば
全体的によく分からなすぎて、
ダメはダメなんだけど、好きか嫌いかもよく分かんない。