原題:Die Herbstzeitlosen
2006年 スイス
ベティオナ・オベルリ監督
見た日:2012年3月26日
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夫を亡くした悲しみから立ち直れずにいるおばあちゃん。
おばあちゃん友達の後押しもあって、
若い頃の夢であったランジェリーショップを開く。
保守的な雰囲気の田舎にあって、
いろいろ反発を受けてくじけそうになりながらも
店を続けていくうちに、元気になっていくというお話。
わかりやすいアメリカの映画を見慣れていると、
演出も平坦でしんみりした空気感ではあるが、
それがために、「じっくり見入る」という事を誘われるという。
同じ事を2度言うようであるが、
わっかりやすーい、過剰な演出がないだけに、
例えばこう、「ガーン!」ていう場面では、
その人物だけにピントを合わせて、その周りをカメラがぐるっと回る、とか、
つまりその人の後ろで、ぼやけた背景がグルグル回るわけですが、
そういうカメラワークとかが丁寧でよかった。
あと、油断していると
自分のおばあちゃんを思い出したり、
自分がこれくらいの歳になったときの事とかを思ったり、
なんだか涙が出ちゃうので注意。
(泣かせに来るような映画ではない。)