Y子さん
30代半ばの名門私立大出身
年収600万円
美人だが、写真ほど美人ではない
くよくよする性格(本人談)
婚活歴4年
(コーチングより4ヶ月で成婚退会)
お相手への希望
高年収、同年代、優しい
お話をしていても「はい、はい、あ!メモとって良いですか?」みたいな感じで、とても素直で勉強熱心な方という印象。
しかし、婚活歴4年というのは、なかなかですよね。
なぜ、婚活が長引いているんだろう?
これが、最初に感じた疑問でした。
可愛らしくメモをとる姿、素直な姿勢、写真ほどじゃないにしても可愛らしいお顔立ち。
ロジカルな考え方やテキストの理解も早く、
頭も良い印象でした。
が、彼女は被害妄想に溢れた子だったのです。
婚活が長引いている理由を聞くと、「良い方に出会えないんです」と言う。
キララ「4年も出逢えないのなら、それは貴方自身の問題もあるのでは?」
Y子「それはそうだと思うんです。私、くよくよ考えてしまうタイプで、、」
キララ「結婚という重要な局面だから、考えることは確かに多いですよね。」
Y子「そうなんです。あれこれ考えると、なかなか決断できなくて」
キララ「たとえば、直近の3人はどんな感じでした?」
Y子「お一人目は、事業をやられている方でした。年収は1800万円あって十分だと思ったのですが、やはりご自身でやられてるとなると、リスクが大きいなと思って」
キララ「高年収がターゲットだと、自営の方も多くなりますよね」
Y子「お二人目はお医者さんなんです。年収は1200万円くらいでしたが、この方はなんと二浪して✖️✖️大学※地方の国立大学で、オマケに留年しているんです。出世しなそうですよね?」
キララ「出世することが、あなたにとってなんの意味があるのかわからないけど、3人目は?」
Y子「年収800万円の税理士の方です。この方は、家庭に入って欲しいタイプの方で、私に仕事するなって言うんです」
キララ「Y子さんは働きたいんですね。前の2人は、その辺りへの理解はどうでした?」
Y子「1人目の方は逆に、ずっと働いて欲しいって言うんです。でも、子供ができたら本当に働けるかなんてわかりませんよね?それなのに、そんなこと言うなんて」
こんな会話がスタートでなされました。
皆さん、いかがお感じになられましたか?
私は、「彼女の周りの人、そして彼女自身が不幸だなと」と思いました。
全てのことを、ネガティブに都合悪く捉えるんですよね。
1人目の方は、ご希望の高年収なのに「自営はリスクが高い」とバッサリ。
でも、30代で1000万円台の後半を稼ぐとなると、
ごくごくごく一部のスーパーエリートを除けば、
自分で事業をやるしかありません。
その事実と、
その事業がもっとうまくいく可能性は考えずに、
リスクが目にいってしまう。
2人目の方は、それこそリスクが低い勤務医ですが、医者なら良いかと思いきや、出世が心配だと愚痴を言う。
仮に窓際になれば、家庭へのコミットがあがり、
ダブルインカムが割と簡単にいくかもしれない とか、
ほぼ確実に食いっぱぐれない最強のゴールドカード=医師免許を持っていても、
その有り難さには目を向けられない。
そして3人目の方の、「家庭に入って欲しい」が不満であり、
1人目の「働いて欲しい」にも不満。
つまり、働く・働かないは自分だけで決めたい。
(でも当然、相手には働き続けることを期待しているし、それが不当な要求だとは思ってもみない
自分は自分で選ばせろと言っているのに)
この方の婚活が長引く理由、
彼女の申告どおり「良い方に出逢えない」でしょうか??
(次回に続きます)