博多中洲に ロイヤル創業者故江頭氏が ロイヤルのシンボル旗艦店(ロイヤル花の木)をオープン。
50年以上の前の事。肝いりで東京ホテルオークラから 吉田安政氏が支配人として着任。
田舎育ちの我々の前に 颯爽と現れた吉田氏は フランス人の奥様を伴い東京を越えて ヨーロッパの雰囲気を纏って まぶしかった❗
時を待たず バリバリのフランス料理の旗手 井上旭(のぼる)氏が東京から招聘されて 福岡の、いや九州のフランス料理文化の歴史が始まった❗
以後、ロイヤル花の木で交わった 我々の人生そのものが大きく変わった そう、それぞれの運命ががらりと、変わった。
井上氏は1年も経たず 東京へ戻り (銀座レカン)の料理長となる。以後、日本のフランス料理を牽引する井上旭氏の活躍は 料理界に広くしれわたっている。
高い次元のライバル関係を長く続いた 吉田氏と井上氏。
ギャルソンVS料理人の見方よりは その当時ヨーロッパに留学して 更に三船敏郎の映画 イヴモンタンのサーキットに出演した 吉田氏。
10代の日本の若者が ヨーロッパ(スイスホテル学校)に留学し、余暇で国際サーキットに関わってるところに 珍しい❔⤴️⤴️❗ 映画の出演。
そう言えば、故江頭社長が 吉田安政氏を紹介する時に 『吉田君は国際免許証 A級ライセンスを持っている❗』と、妙な事言っていた。
一方、井上氏は実家の田畑を売って(お兄さんが) 旅費を工面してヨーロッパに。苦労した先に 3星レストラン、トロッワグロのジャン氏に出会い 感化受けパリのレストラン マキシムで修行を仕上げる。
恵まれた環境でヨーロッパで過ごした 吉田氏。 叩き上げの職人(料理人) 井上氏。
それぞれのフランス料理文化の捉え方で 良いライバル関係が続いたのだろう❗
合馬のタケノコが育ってる イメージのアミューズ。 ランチタイムの仕込み。
日向鶏のロティ 長崎のグランドペチカ(ジャガイモ)を添えて ペリゴールのメニューより。