読み終わって、
しばらく考え込みました。
猪瀬直樹さんの『昭和16年夏の敗戦』
映画「開戦前夜」の原案になった
ノンフィクションです。
2026年7月31日に公開された映画も
話題になっていますが、
自分はまず本で読みました。
どんな内容か
昭和16年4月、全国から選りすぐられた平均年齢33歳のエリート36人が「総力戦研究所」に集められました。彼らに与えられた任務は、模擬内閣を組閣して日米が開戦した場合の戦局をシミュレーションすること。
その結論は「日米開戦、日本必敗」でした
この結論を、
首相官邸で近衛内閣に報告した。
でも開戦は止まらなかった。
東條英機陸軍大臣は狼狽しながら「机上演習と実際の戦争は違う」と言い、他言無用を命じた。
その東條は10月17日に組閣の大命降下。12月8日に開戦する。
データで「負ける」とわかっていた。
優秀な人間が
きちんと分析して出した答えが
「必敗」だった。
それでも、開戦した。
なぜ止められなかったのか
この本が一番伝えたいこと。
それがこの一言に集約されていると思います。
「日本では物事は『空気』で決まる」
データより、空気。
論理より、雰囲気。
正論より、流れ。
これ、
80年以上前の話なのに、
今の自分の周りでも
普通に起きていると感じました![]()
空気に逆らうのは
エネルギーがいる。
でも空気に流されて
間違った判断をした時の代償は
もっと大きい。
エリートたちが導き出した敗北の予測は、時代が放つ得体の知れない空気にのみこまれていく。
そもそも私がきちんと勉強をしてないのが良くなかったのですが
元々思っていた歴史とはだいぶ違う印象を受けました
映画「開戦前夜」も気になる
池松壮亮をはじめ、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市ら豪華俳優陣が集結。「舟を編む」などの石井裕也が監督・脚本・編集を手がけた。
本を読んでから映画を見ると、
また違う角度で楽しめそう。
近いうちに見に行くつもりです。
80年以上前の話なのに、
今読んでも全然色あせていない。
むしろ今の時代だからこそ、
刺さる本だと思います。
ぜひ読んでみてください😊
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読んだことがある方、
映画を見た方、
ぜひコメントで教えてください!


