前回同様、社員にお勧めされた本です

前回は『姑獲鳥の夏』

今回は『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)/講談社
¥1,140
Amazon.co.jp

とにかく事件が多く

今回は4つの事件が複雑に絡み合っている

キーとなるのはタイトル通り


匣(はこ)

物語は電車の中で不自然に匣に話しかけてる

人に注目している男の心境から始まる

そして、この場面が

後の物語に繋がって来る

話はすぐ変わり2人の少女の物語へ移る

そして前回の『姑獲鳥の夏』では

脇役にしか過ぎなかった

木場修太郎という無骨で真っ直ぐな刑事が

今回は重要に関わってくる


話や物語、起きた事柄の起承転結を

主人公の京極堂がしっかり結びつける

このシリーズは読むとハマッてしまいます