オフィシャルのブログは色々と問題があるので、この話題はコチラで(笑)



代々木ゼミナールの報道に比べると圧倒的に話題になっていませんが、

学習塾業界の上場企業のひとつ、秀英予備校が校舎を20校舎閉鎖すると発表しました。



代々木ゼミナールが27→7校舎。

秀英ゼミナールは約200校舎→ -20校舎 なので、

比率的にインパクトがないというのもわかりますが、

個人的にはこの報道の差というのは、予備校業界における代ゼミブランドと、学習塾における地方の一ブランドでしかない秀英との違いなんだな~としみじみ感じています。




今回、秀英予備校は不採算校舎の閉鎖ということですが、

学習塾にとって、秀英予備校のように多くの県、全国に商圏を広げていくのは、受験制度や受験校が県別・市別にわかれていく高校受験の世界において大きなリスクになります。


正しい戦い方は確実に県単位でトップシェアを抑えていき、ひとつの県に複数校舎の展開、ドミナント戦略で一点突破全面展開をする手法です。



秀英予備校に限らず、高校受験の業界において、全国各地にまばらに校舎展開をしている塾企業は今後間違いなく苦戦を余儀なくされるでしょう。

戦争で言うならば、戦線を広げすぎた結果の各個撃破の典型的パターンです。



時代の流れ、一時的なブームに乗っての拡大戦略の末路がどうなるかを見届けていきましょう。