美味しくない料理屋さんが廃れ、


値段が安くないディスカウントストアが不振になるように、


成績が上げられない学習塾についても、生徒が集まらなくて当然、生徒が辞めて当然です。



成績が上がらない理由を


「生徒がやる気にならないから」とか「真面目に勉強しない」など、


生徒の責任にしてしまうようであれば、塾人としては末期症状といえます。



それをなんとかしてほしいから保護者は高い月謝払ってるんだ!


ということです。別に保育所のように時間預けが目的ではないのですから。





・・・で、そもそも生徒の成績を上げられない塾に多いのは、


1.生徒の責任にする


2.自分達は塾の授業を頑張ればいいとおもっている


この2点です。


1は上述したように論外。


2については、そもそも塾の授業だけで成績が上がるのは、今までまともに勉強してなかった「成績下位層」くらいで、一定レベルの子以上であれば、塾の授業だけではなく、量を増やすことが大切であり、さらに家での自主勉強の時間の「やり方=効率性」や「生徒の思考の悪いクセの解消」を意識した指導をしなければ話になりません。


今までそれなりに頑張っていても、そこまでだったわけですから、多少週に数時間勉強時間が伸びて、抜本的に成績が上がることは少ないのです。




良い塾の先生は


「生徒の学習習慣や勉強法の根本を改善するような指示ができる(量も増えていくし質も上がる)」


「上記のような勉強への努力ができるようになる、モチベーションを高めることが可能」


なのです。



ただ、授業するだけの先生、ただ量を増やせばいいという先生は生徒を預けるだけ時間とお金のムダといえます。