私の住んでいる街は首都圏で例えるならば、
「立川」
みたいなところでして、
大阪の中心市街地からは大きく離れているが、
ベッドタウンの真ん中のそれなりのターミナル駅になります。
そのターミナル駅にはバスターミナルがあり、
この駅からおよそ10㎞圏内の各エリアに人を運んでいるっていう状況です。
普段は電車しか使わないのですが、
とある用事でバスを使うので奥様と一緒にバスターミナルの行列に並んでいたところ、若いお兄ちゃんが近づいてきて、
「よろしくお願いいたします~( ´∀`) 」
とリーフレットを奥様に渡しに来るではないですか!!
全く逃げる余地のない状況でのリーフ配りに、
普段は 「( ゚Д゚) ペッ」
といった形でチラシなんてもらわない奥様も、リーフを受け取らざるをえない状況でした。
この絶妙なタイミングでのリーフ配りに感心していたのも束の間、このリーフ(美容室のもの)の内容を見て、さらにビックリ。
私の予想では、
この美容室は、このターミナル駅に立地している美容室のものだと思っていたのですが、
この美容室。
ターミナル駅どころか全く別の地域、
このバス路線の行き先のエリアに立地している美容室なんです。
(おそらく直線距離にして5㎞以上離れているでしょう)
バスターミナルで行列をつくっているのは、
そのエリア方面に向かう人間の集団なので、
非常に理にかなっている行動です。
ただ、運営側からすると、
わざわざ数キロ離れたバスターミナルで自社のリーフ配りをする執念を持つことはなかなかに難しいのが現実です。
そういう意味で、
美容室業界の新規集客への執念を感じるとともに、
まだまだスクール業界の集客への執念は弱いかな…なんて思ったりしました。
これらのアグレッシブな取り組みを、本来我々の業界でも見習わなければいけないのでしょうね。