『昼休みまで、あと少しだなぁ』、と流し気味に仕事をしていた、そんな時だった。
前触れもなく、鳴り響くけたたましい音!
一瞬、何の音かわからなかったが、どこかで聞いた音・・・
そう!緊急地震速報のアラーム音だった。
みんなの携帯電話が一斉に鳴ったからか、はたまた館内放送で流れたからか、真相はわからないけど、とにかくすごい音だった。
では、その時のごぽさんの頭の中を再現してみよう!
『え?なに、この音?』
『どこで鳴ってるんだ?』
『僕の携帯?』
ここまで、わずかコンマ5秒にすぎないのだ!
・
・・
・・・
『え?これ、どうやって止めるの?』
ここで2秒、時間が止まりました。
そして、時は動きだす・・・
居室の中は騒然としていました。
緊迫感というよりも、楽観的な感じで・・・
このアラームが鳴った時の正しい行動ってなんだっけ?
咄嗟の時って何もできないもんですね。
そして、僕がとった行動は・・・
「地震が来るを待つ!」
だって、免震構造のビルだし、上から落ちてきそうなモノも見当たらないし・・・
だったら慌てずに気を落ち着かせることですな。
しかし、待てども何も起こらず。
結局、ガセ警報でした。
茨城県沖を震源としてM4.4の地震だったようです。
アラームが鳴ったのは、ほぼ同時刻に富山県でM3.9の地震が起きたので、2つ地震を同一の地震と感知したから!
と、誰かが言ってました。
イマイチ、この警報に信ぴょう性がないんですよね。
まるで、狼少年。
でも、狼少年のように自業自得じゃないんですよね。
「90%くらい間違うかもしれないけど、10%を信じないお前が悪い!」
というなんとも質の悪いシステム。
理不尽!