今日はいつもと趣向を変えて、初めての所に行ってきました。
ここに行けば必ずスーパースターのサインを貰えるという場所。
そのスーパースターとは、サッカー界のキング・カズこと、三浦知良選手です
キャプテン翼の影響でサッカーをする子供が増えたとはいえ、一般人が実際のサッカーを目にするのは、まだまだいなかった時代。
ブラジルから一人の青年が帰国してきた。
その選手の帰国をマスコミが一斉に取り上げた。
そこで名前を知ったわけですが、サッカーには興味が無かった僕は「まるで翼じゃん」と思って程度。
それから数年後。
アジア杯初制覇で世間がサッカーに注目するようになり、満を持してJリーグが開幕する。
Jリーグは空前のブームとなり、チケットは初日完売がほとんど。
「こんなカードを誰が見るの?」というような試合でも、テレビ中継をやってました。
また、折しもワールド杯予選も同時に行われており、Jリーグのみならず日本代表にも注目が集まる、そんな時代でした。
そして、Jリーグ人気に押されて、プロ野球の存在危機の声さえも聞こえてました。
カードメーカーがJリーグに注力したため、1994年のベースボールカードは普通よりも枚数が少ないとか・・・(という、話しを老師にお聞きしたことがある)
しかし、キャプテン翼でしかサッカーを知らない、僕にとって実際のサッカーの試合はつまらなく映ったものです。
ちんたらしたパス回し、ゴールまで持ち込んでも点が入らない苛立たしさ。
試合を見る回数が増える度に、「サッカーってこういうもんなんだ」と思うようになりました。
それは、さながら、野球観戦に行った時と酷似していた。
テレビ中継とは違う角度で見る球場に戸惑い、ボールがどこに飛んだかわからず、どこを見たらいいのかわからなかった時を思い出した。
キャプテン翼でサッカーを知って、Jリーグでサッカーを見るようになったという人って、30代後半以上の人には多いはず。
そんな時のスター集団が、読売ベルディだったわけですよ。
その中でもひと際人気を集めてたのが、三浦知良選手でした。
ただ、ひねくれ者の僕は、Jリーグの選手が好きにななれませんでした。
髪が長いのがいるは、金髪はいるはで、およそ自分の描くスポーツ選手とは異なった風貌がイヤでした。
一言で言ったら、「調子に乗ってる連中を好きにはなれなかった」ということでしょうか。
「「バモラ!」じゃねーよ!」とデカビタCを飲むたび思ってました(←って、飲んでるんかい!)
そんなひねくれ者が、三浦選手に対する気持ちが好転したのが、98年のワールド杯本選メンバーから落選した時でした。
最終予選は調子を落としてたけど、まさかカズを外すとは思ってもみませんでした。
あの、会見でのメガネの言葉、「外れるのは、カズ、三浦知良選手・・・」の言葉はショックでした。
「W杯出場をこの手で!」と意気込んで、高校を一年足らずで中退してブラジルに渡った少年からの夢が崩れた落ちた瞬間だったのでは無いか・・・と。
「日本代表の誇りと魂は向こうに置いてきた」というコメントが物語ってるのは無いだろうか。
今でも「その魂」はカズの中には戻ってないのだろう・・・
僕の中で、今でもW杯に出場して欲しい選手ナンバー1です。
50歳になった(正式には明日だけど)現在でも現役選手としてプレーを続ける姿には、ただただ敬意を表さざるを得ません。
例えプレイ時間は短くても、それだけ動けるというのが凄い事だと思う。
あれ?あっさりと終わるつもりだったのに、こんなに長くなったんだ?
(ここまで飛ばさずに読んで下さった方、ありがとうございます。まだまだ続きます・・・)
そんな三浦選手のサインを貰えるという事など、今まで頭の片隅にもありませんでしたが、「横浜FCの練習後にサインを貰える」という噂を聞き出かけたわけです。
50歳の誕生日にJ2開幕を迎えるという、もうカズ選手のために用意されたような日程。
当然、マスコミは放っておくわけはなく、J2にも関わらずマスコミが多かったです。
今日は非公開練習部分があったので、ウォーミングアップくらいしか見学をできませんでしたが、初めて見たサッカーの練習が新鮮でした
んで、ファンサービスエリアというのがあることを知りました。
練習後にクラブハウスに引き上げる時に、選手は必ずこのファンサービスエリアを通って、サインしたり写真を撮ったりして、サポーターと選手が触れ合ってるのを見て、「サッカーのファンサービスってスゲーと思いました。」
そうだ。もう一つ驚いたのが、練習場に向かう時に、笑顔で「おはようございます」と選手の方から声をかけていた事。
たまたま、横浜FCというチームがそうだったのかもしれないですが、物凄く好感を持ちました。
いつも良く行ってる所ではありえない光景でした
ちゃんとスタッフもついていて、待ってるサポーターに対して、列整理などを優しく促してました。
練習途中で締め出されてしまったため、ファンサービスエリアで待つこと、1時間。
遂に、カズ選手がやってきました。
「おー カズだー」と少年のような気持ちになりました。
並んでる人全員にサインをしてくれました。
明日が誕生日という事もあり、プレゼントを渡す人もいました。
最後に花束を渡した人がいて、もしかしたら今日のニュースか明日のスポーツ新聞に載るのではないでしょうか?
サインは流れ作業的に行っていたので、何も言えないまま、通り過ぎて行ってしまいました・・・
でも、スーパースターからいただいたサインに興奮しました。
僕の永遠のスター、原辰徳さんに初めてサインをいただいた時の高揚感とは比べ物にはなりませんでしたが・・・
坂本選手に貰った時よりかは興奮したかな
50歳になっても現役を続けるカズ選手。
これからも息長く頑張ってください!!
また、今季はゴン中山選手もJリーグに復帰するようで、Jリーグの創成期を牽引した二人がまだまだ現役でいるという事は、あの時代を知る者からすると、凄いことだと思います。
僕の中での、最強ツートップは、9番ゴン、11番カズです。
1994年W杯のユニフォームのホームにいただきました。
日本代表のユニフォームはモデルチェンジを繰り返してますが、このユニフォームが一番好きです。
「ドーハの悲劇」でお馴染みのアウェーのユニフォームにもいただきました。
たしか、ドーハの時のユニフォームはpumaだったと思いますが、これもpumaのユニフォームです。
現在、銀ペンがある所に出張中だったので、家にあった銀ペンでお願いしましたが、見事に色が沈んでしまいまいた
素材にもよるでしょうが、濃い色のユニフォームに綺麗に書ける銀ペンを探してます。
試し書きするわけにもいかないので、毎度悩みます。
布をデコレートするようなペンがあるのですが、あれだと発色がいいのかなぁ?
カズ選手、ありがとうございました。
明日のバース・デー・ゲーム頑張ってくださいね