ホークスとドラゴンズの日本シリーズですが、4勝3敗でホークスが8年ぶりの日本一になりました。
ホークスは、交流戦、パ・リーグそして日本シリーズを制して、史上初の完全優勝を達成しました。
(注:厳密に言えば、2005年のマリーンズが完全優勝を達成しているが、シーズン2位だったため完全優勝とはいい難い。当時のパ・リーグは、3位以上で争うプレーオフを制したチームを優勝と設定していた。ちなみにシーズン1位はホークス。)
また、レギュラーシーズン、交流戦ともに全球団に勝ち越しており、真の完全優勝を果たしています。
ホークスの日本一は本当に嬉しいです。
パ・リーグでは大人の事情で捻じ曲げられたプレーオフのおかげで公式記録になってませんが、2003~2006年の間、レギュラーシーズン四連覇を達成していました。
四連覇ですよ。四連覇!!
これが公式記録として残らないのが非常に残念に思っています。
その後、制度が改正されリーグ優勝チームと、クライマックスシリーズ優勝チームを別扱いとする正常な状態に戻されてからは、ホークスは優勝から遠ざかってしまい最下位も経験してしまうという、なんとも皮肉な結果となってました。
それにしても小久保選手の働きは素晴らしかったですね。
41歳でのシリーズMVPという最年長記録を更新しました。
シリーズ前に「MVPを獲れ!」と言ったとか新聞に出てましたが、まさにその通りになりました。
頼りになるチームリーダーがいると違いますね。
実は、上記の四連覇に貢献できなかったのが小久保選手。
2003年は怪我でシーズンを棒にふり、2004~06年はジャイアンツに移籍していました。
その後、ホークスに復帰してからはリーグ優勝から遠ざかっており、リーダーとしての責任を感じていたと思います。
小久保選手にとっても、8年分の想いを込めたシリーズだったのかもしれません。
今年のシリーズは投手戦が多く、どっちに転んでもおかしくない試合が続きました。
結局、先制点を取ったチームに軍配が上がってましたが・・・
でも、先発の数、打線の厚み、地力に勝っていたのはホークスでしたね。
ホークスにとって鬱憤もたまる8年間だったと思いますが、それを全て払いのけての日本一となったんじゃないかと思います。
本当におめでとうございます!!
ちなみに・・・
ホークスが南海、ダイエー時代を含め日本シリーズに出場したのは14回。
日本一になったのが5回目ですが、実はジャイアンツには一度も勝ってないんです
(ジャイアンツファンのささやかな抵抗でした・・・)