ベンチでうなだれる久保選手の姿が、とても痛々しく見えました。
サヨナラの場面だけ見れば、簡単に先頭打者を出すなよ・・・とか、コントロールが甘かった・・・とか、色々と出てくるんですが、久保選手は責められないですね。
為るべくして為ったサヨナラだった気がします。
ジャイアンツは、初回から毎回安打でランナーを出すものの、ノーアウトのランナーはバントで送れないは、ツーアウトからの出塁だは、で得点に至らず。
一昨日、昨日の流れで、ジャイアンツ選手の中に『勝てる』という慢心があったんじゃないかと思います。
それに毎回ヒットが出ていたので、いつか点が取れるという風になっていたような・・・
一方、ドラゴンズの方は、復帰したゴンザレス選手を打ちあぐね、6回までノーヒット。
7回にヒットを1本打つのがやっとの状態。
病み上がりのゴンザレス選手を代えた辺りから、流れが急にドラゴンズに傾きました。
8、9、10回といずれもノーアウトのランナーを犠打で得点圏にランナーを進めてました。
この辺りのソツの無い攻めが、ジャイアンツと違う所。
8、9回と必死の守備で守りましたが、勢いは完全にドラゴンズでしたね。
このドラゴンズ三連戦は、1勝1敗1分で結局何も変わりませんでした。
初戦は敗戦濃厚な試合を追いつき、翌日は快勝で、一歩近づいた段階での振り出しに戻るは、精神的にかなりのダメージだろうなぁ・・・
それとも、それは俯瞰で見てるファンの視点であって、やってる選手は目の前の試合しか見てないんだろうか?
明日からのタイガース戦に陰を落とした気がする、そんな今日の試合でした。