振り返ってみると、4月26日~28日に行われた草薙球場でのスワローズ戦から、ジャイアンツがおかしくなりました。
開幕2連勝の後、引分けを挟んで3連敗。
その後、連勝して迎えた同球場でのスワローズ戦に3連敗を喫して、以降借金生活が続いています。
今日からの3連戦初戦は因縁の草薙球場で再びスワローズ戦。
(あ!今日の試合があったから、4月に神宮の代わりにココで代替開催したんだね)
浮上のきっかけとするには絶好の舞台でした。
投手が好投すれば打線がお休み。
打線が打つと投手が踏ん張れず。
今シーズンの悪循環がこの日も繰り返され、結局、サヨナラ負け。
非常に精神的なダメージの残る試合となってしまいました。
この草薙球場は、昭和9年に行われた日米野球で沢村栄治さんが、名だたる大リーグの選手を相手に惜しくも敗れたものの1失点に抑える好投をした場所。
日本野球の黎明といえるこの出来事を後世に伝えるべく、ベーブ・ルースさんと沢村栄治さんのモニュメントが飾られています。
日本の野球ファンにとっては、伝説的な場所となるわけですが、アメリカから見れば『勝ったのはうちなのに、なにこの扱いは?』といった感じの場所。
ベーブ・ルースさんに至っては、三振してモニュメントにされてるという、ある意味恥さらしといったところ。
今年は奇しくも、沢村栄治さんと同姓の澤村拓一選手がジャイアンツに入団しました。
4月の試合前には、モニュメントの前でマスコミに煽られて、澤村選手がパシャパシャと記念撮影をさせられてました。
どうも、それを見ていたベーブ・ルースさんが、
「オー!サワムーラ!サンシン ノ シカエシデス。エイ!」
と呪いをかけたんじゃないか?とさえ思ってしまいます。
日本版「バンビーノの呪い」・・・
アメリカの方ではレッドソックスに86年間解けなかった、「バンビーノの呪い」・・・
ジャイアンツはいつ解けるのか・・・