それは、知らず知らずのうちに訪れていた。
偶然なのか、思惟的なものなのか・・・
うちのフロアの自動販売機は3台あり、2台に水のペットボトルが5つずつあり、残りの1台には3つ入っている。
今週に入ってから、1つずつ赤色のランプが点灯し始めた。
赤色のランプ、即ち売り切れを示すものである。
それも計ったかのように右から順番に・・・
1つずつ・・・
月曜日にランプの点灯に気付いたときには、『珍しいこともあるものだ』とあまり気に止めず、『夕方には補充されるだろう』くらいに思っていた。
しかし、火曜日になったら、ランプが消える所か増えていた。
そして、1台目の自販機の水は全て売り切れた。
水曜日になっても、その流れは収まらず、遂には2台目の自販機の水まで売り切れた・・・
『水の買占めがここまで押し寄せてきたのか・・・』と、我々は恐怖した。
遂に我々は最後に残った自販機に頼るしかなくなった。
それは、禁断の自販機・・・
その自販機の水は、他の自販機より10円高いのである。
しかも、10円高いだけではない。
売り切れた自販機の水は520ml/100円なのであるが、その水は500ml/110円とコストパフォーマンスが悪すぎるのである。
6.5ml/円も違うのである。
この差は死活問題である・・・
我々はこの危機をどうやって乗り切れば良いのだろうか・・・!?
・・・って、んなわけがない!!
今回驚いたのは、一度たりとも売り切れたことのない「水」の売り切れランプが点灯したことです。
お茶は売り切れてないのに・・・
いくら水が出回らなくなったと言っても、会社で自販機の水を飲んでる人って、そうそういないと思うんです。
コーヒーやお茶、ジュースを買って飲む人はいますけど・・・
きっと、家に持って帰ってる人がいるんじゃないかと思うんです。
場所によっては、近所のスーパーやコンビニで水が無いって話しも聞きますし。
思い掛けない所にまで、影響が及ぶんですね。
さて、自販機の水ですが、木曜日の夕方には1台分だけ補充されており、今日はとりあえず無事でした。
でも業者が入らない週末にどうなることやら・・・
月曜の朝、また赤ランプが点灯してたりして・・・