かねてから噂がありましたが、イ・スンヨプ選手、クルーン選手、エドガー選手と来季の契約を結ばないことが正式に決まった模様です。
李選手は、2006年にジャイアンツに入団しました。
その年のジャイアンツは、シーズン序盤こそ独走したのですが、交流戦以後失速し終わってみれば、球団史上初の2年連続Bクラスに終わりました。
主力が怪我で離脱する中、孤軍奮闘の活躍を見せジャイアンツ・ファンの胸に「アジアの大砲」の名を刻みました。
その活躍もあり、翌年から4年契約を結びましたが、メジャーリーグ行きの願望があったため、「ジャイアンツが日本一になった時に、本人の希望があればメジャー移籍が可能」な旨のオプション契約があったといわれてます。
2007年はそこそこの成績を残したものの、2008年以降は怪我の影響もあり、出場機会が減り2軍暮らしが長くなっていました。
それでも、「相手に与える恐怖があるので、下位打線でも使い続ければいいのでは?」という意見もあったほど、一発の魅力を持った選手でした。
とはいえ、全くタイミングが合わずに空振りする姿を見ると、『やっぱ、ダメだなぁ・・・』と思ってしまいました。
一塁の守備は上手く、一塁の連続無失策記録のセ・リーグ記録を持ってます。
スンちゃんが万全だったら、亀井選手や高橋選手の1塁は無かったと思います。
やっぱ残留は厳しいよね・・・
クルーン選手は、2008年にジャイアンツに入団しました。
160キロを超す速球と、150キロ近いフォークが武器に活躍をしました。
ただ、制球力に難があり、最初のバッターに対してボール先行になると、球場内がザワザワとしていたのが印象的です。
ランナーを出しても抑えることが多かったのですが、抑え投手が打たれた試合は印象に残りやすく、ファンの信頼は年々薄れていった気がします。
特に、2010年は怪我の影響もあったのか、防御率4点台、被本塁打が5本と安定感に欠けてました。
また、結果的に1ゲーム差で優勝を逃したため、勝ちゲームを落としたという点でクルーン選手への批判は少なくありませんでした。
ゲーム展開もあるので一概には言えませんが、25セーブという点で勝ちに貢献してるので、僕は批判する気にはなれません。
本人はジャイアンツへの残留を希望していたのですが、某会長のコメントを見る限り難しいですよね。
ん~~~~~ 今年の成績では厳しいですよね
時折、開催されたサプライズ・サイン会がファンにとっては嬉しかったですよね。
こちらは、クルーン選手のサインです。
サプライズサイン会が開催された時に、持ち合わせが無く咄嗟に用意したものがコレでした。
写真ではキレイに見えますが、フリース素材にマジックですから、ちょっとかすれてます・・・
その日買ったものでしたが、結局、使えませんでした(笑)
こちらがサインボール。
昨年の日本シリーズ後にいただいたサインです。
「CHAMPIONって入れて!」とお願いしたら、入れてくれました。
ただし・・・ マジックの出が悪く、サインがかすれてます。
こんなんばっかやなぁ・・・(--;
最後は、エドガー選手ですが、2010年に入団しました。
堅実なバッティングの二塁手として期待されましたが、打撃不振で早々に二軍降格。
一軍復帰した後は、打撃が開花しスタメンに名を連ねておりましたが、終盤になるとやや調子を落としてしまいました。
ただ守備はお世辞にも上手いとはいえず、時折信じられないプレーをやらかしてました。
日本の野球に適応しつつある気もしたので、もう一年続ければ活躍できたのでは無いかと思ったのですがね。
どうもエドガー選手を見ると、高橋選手と大道さんを思い出すんですよね
似てますよね・・・?
シーズン終盤に作成したエドガー選手の応援ボード・・・
結局、観戦した試合には出場機会がなく、あまつさえ二軍降格となり、日の目を見ることはありませんでした・・・
彼らの退団については、驚きというよりも、やっぱりなという感じの方が強いですね。
残る外国人の去就として気になるのは、グライシンガー選手の動向ですね。
怪我が完治してるのだったら、契約した方が良いのでは・・・
先発候補はいるけど、実績のある先発というと少ないですからね。