層の厚い(と言われる)ジャイアンツの中で、替えがきかない所があります。
坂本選手、小笠原選手、ラミレス選手です。
特に、小笠原選手の調子が落ちるとチームの調子が落ちてきます。
交流戦で勝ち越せなかったのが顕著です。
22日の試合で背中の張りを訴え途中交替し、23日の試合も欠場しました。
バッティング練習もしなかったようです。
今後も状態を見ながらになるのでしょう。
ペナントレースが再開し、交流戦のモヤモヤから解放された矢先なので心配です。
小笠原選手の代役というと、2008年5月のキムタク選手を思い出します。
小笠原選手の欠場の時、3番セカンドで先発。
先制ホームランと勝ち越しを演出するヒットを打って、お立ち台に上がりました。
「自分がこの打順にいるのが、どういうことかわかる。ジャイアンツは主力がいないと勝てないと思われるのが悔しい」
と、ヒーローインタビューで答えてたのが印象的でした。
原監督に「苦しいときのキミタク頼み」と言わせたシーンでした。
キムタクさんが亡くなった時に、「拓さんと一緒に闘う」と選手が口を揃えて言いました。
でも、まだまだ一緒に闘ってないように思います。
苦しい時に結果を出してこそ、「一緒に闘っている」と言えるのだと思います。
まだまだ長いペナントレースで、結果を残している選手の欠場という事態は起こるかもしれません。
その時に勝利してこそ、本当に強いチームだと思います。
今は、他球団が波に乗れてないだけのような気がしますので・・・