南京町の南側、海岸通り沿いにある三色の建物、海産物問屋の同順泰行司。そこで起こった殺人事件を主人の親友 陶展文が推理するミステリー小説「三色の家」。

 

 

 

 

この辺りは昔、海産物の加工業や問屋が集まり、いつも潮のにおいがしていたと何かの本で読んだことがあります。その雰囲気を感じさせてくれます。

 

 

先日、神戸華僑歴史博物館に行って来ました。神戸と華僑の繋がりが分かる大変興味深い博物館です。

 

 

 

 

南京町と神戸華僑」には「神戸華僑関連地図」があり、そこになんと「三色の家の所在地」がありました!

 

 

 

 

神戸華僑歴史博物館の近くにあり、多分この辺り???地図の見方が上手ではないので、不確かです…。

 

 

さて、この小説には諏訪神社が出てきます。小説には諏訪神社について、

 

 

「諏訪神社はどうしたわけか、むかしから華僑の守護神ということになっている。在留華僑の信仰の中心といえば、まずは中山手の『関帝廟』であろう。しかし、この諏訪神社と新開地のほうにある松尾神社が、日本の神社でありながら、関帝廟と並んで中国人の崇拝の対象となっている。」

 

 

と書かれています。

 

 

同順泰行司の主人、喬世修の妹、純と兄貴と呼ばれる人物が最後に目撃される場所がこの諏訪神社です。

 

 

尾行していた刑事が車を止めた武徳殿前とは、昔の地図と照合すると、この向かって左側の交番前だと思われます。

 

 

 

 

ちなみに、武徳殿とは武道を習得する道場のような場所だったようです。

 

 

そして純はこの坂を上った先にある石段の途中で後ろを振り向いて刑事の行動を見守っていた…。

 

 

 

 

刑事は男(兄貴)を追いかけるのを諦め女(純)を追いかけるが、境内には女の姿はなく、社務所で何かを尋ねるが無念やるかたない表情が浮かんでいた。

 

 

 

 

この写真の左側が社務所…多分。

 

 

この神社、確かに中国っぽいです。諏訪神社がどうして華僑の守護神になったか興味深いですね…。

 

 

さて、この神社から坂道を下って在留華僑の信仰の中心である「関帝廟」にも行って来ました。

 

 

 

 

神戸に住んで10年、まったく知らなかったし、行ったことがない場所でした。

 

 

昔の小説を読むと、今まで知らなかった神戸が見えてきます。これからも少しずつ私の知らない神戸を発掘(?)していきたいと思います。

 

 

最後に、「関帝廟」で見つけた可愛い瓦(?)

 

 

 

 

癒される…。