先行投資について。

うちの会社での朝礼の内容を転用します。

ビジネスシーンでは、「先行投資」という言葉を良く使いますが
個人的には、今は赤字でも将来的には黒字化するという意味が多く含まれている気がします。

但しビジネスでは当然、競合や外的要素が多く存在し、狙ったタイミングで黒字化することは
そう生易しいものではありません。

特に借り入れを続けている中小企業に多い気がしますが
「借り入れをしてビジネスを育て、いつかは黒字にする」という感覚です。
この感覚が倒産率が高い原因のひとつではないかと思っています。

うちの会社はひと月足りとも赤字になったことはありません。
これは自慢をしたいのではなく、単純な理屈を伝えたいからです。
個人でも会社でも『入ってくる額より、出て行く額を抑えれば良い』ということです。

100万の売上げなら100万の利益の出し方があり、
1000万の売上げなら1000万の利益の出し方、
1億の売上げなら1億の利益の出し方があるということです。


毎月、赤字を垂れ流しながら経営判断するよりも、精神が安定した状態での判断のほうが
的確な判断ができることは間違いない事実。

また、働く側の身になってみても赤字続きの会社で働くことは不安こそあれ
将来の希望が見えずらいはずです。

どこかで一発逆転を狙うのではなく、
今の売上げの中で利益を出して、確実に成長をしていく。
うちの会社は、これを実践して売上げ3倍、また3倍と成長してきています。