『北斗の拳やります!』
1月の客演舞台でゴブさんに聞いた時は北斗の拳観れるのかー?
でもゴブさんだからどんなアレンジしてくるかなー?
なんて楽しみで!久しぶりにクローゼットの奥に眠っていた単行本全巻読み返しました。
『もうメチャクチャハチャメチャやります!!』
『稲葉さんも!!めっちゃ喋ります!!』
『真夏の夜の夢ですが、北斗の拳です!!』
えっ!?真夏の夜の夢とコラボ!?
その時は全く想像もつかなかったよ!
でもいつも以上に気合い入っているなー!!って期待してました。
ゴブさんのシェイクスピアを観るのは4作目。
マクベス、ハムレット、ロミオとジュリエット以来。
前3作はプロレスとのコラボだったので北斗の拳とのコラボはどうなるのか楽しみだったよ。
前作リングのロミオとジュリエットの千秋楽、ゴブさんにパンフレットにサインを貰いながら
『次は真夏の夜の夢どうですか?』って聞いたら…
『真夏の夜の夢は主役という主役がいないんです。強いて言うなら主役は妖精!だから主役はちっちゃい子ですねー♪』
冗談ぽく笑いながらサインと共に書いてくれた一言は
【次は妖精の話にしようかな?】でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『♪夜のとばりの中 まだ眠れない~♪心をよぎる 君への想い~』
あっ!懐かしのあの歌声!!
何十年か振りに聴くTOM★CAT!!!
アニメのエンディングテーマだったこの曲は【LOVE SONG】。
また聴けて嬉しかったー!!!
初日のド頭から感動して涙目になったよ。。。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『って!だっれが美しいやねーーん!!』
…なんちゅう登場の仕方やねん!《*≧∀≦》
静かにしているとお美しいべっぴんの稲葉さんは、
レスラーのリングインでシェイクスピアの舞台に登場しました。
『貴女の瞳は星空のように。そよ風のようなその声は………』
そして登場からよく喋る!!喋る!!
『今回いなまゆは沢山喋ります!』
ゴブさんにそう聞いて期待していましたがこんなに喋るとは!!?
昨年ここ楽園で観た僕ハツで気にはなっていましたがお逢いしたのはほんの1ヶ月前。
またゴブさんの作品に出てほしいと思っていた願いが叶いました。
『けっこうお茶目です!』
ゴブさんにそう聞いていた通りの稲葉さんはブックカバーにサインを書いてくれながら可愛いお顔で、
『あれ♪気付きました!?北の国からの田中邦衛!!』
『♪やるなら♪いましかねえ!』
…気付かんちゅうねん!《*≧∀≦》
マニアック過ぎやんけ!《*≧∀≦》
『古いネタよ♪気にしないで♪』
そう聞いたら気になって仕方なくなりました。
その夜YouTubeの検索ワードに
【北の国から 田中邦衛 やるならいましかねえ】を入力していました。
稲葉さん…
完璧でした!!!
レイアと田中邦衛が重なりました!!!
…って!誰と重なってんねん!!《*≧∀≦》
でもノリノリでやりきってる稲葉さん!頼もしかったよー!!
最初は三車星を率いているテイターナ様がユリアだと思ったよ。
でもゴブさんの中でのテイターナ様は仮面を着けた状態の南斗六聖拳最後の将のユリア。
そしてレイアは真夏の夜の夢よりのキャラクターですが北斗に当てはめるならユリアだそうです。
大人しくしている時の稲葉さんは…ケンシロウが生涯愛したあの美しいユリアに似ています。
冗談でなくほんとだよ。稲葉さんは美人さんです。
原作では物静かなユリアが…
大魔人がいた頃の横浜マシンガン打線のように!いつ止まるか分からない程喋り倒す姿なんて想像もしなかったよ!
『デミさん♪めっちゃ好きやね…めっちゃ好きやねん♪』
そんな事言われどこまでも付きまとわれるデミ様が!
めっちゃ羨ましかったー!!《*≧∀≦》
常に喋りまくるそんな稲葉さん演じるレイアも、
デミとサンダがケンシロウに突かれた秘孔から目覚めるシーンでは二人から愛される羽目になり静かに佇んでいます。
『♪光の中で揺れてる♪オマエの微笑み~』
デミとサンダのその仕種に笑ってしまうんだけど、
この曲のタイトルは【ユリア…永遠に】。
『♪だから今日より明日より愛がほしい♪夢より愛する君がほしい♪すべてが~』
ケンシロウのユリアへの愛を歌うこの曲を聴いていたら…
このシーンでの稲葉さんがユリアに重なったよ☆
ダンスも得意でお美しくてべっぴんさんで!
なのにハチャメチャコメディがとても似合ってたよー♪
『なんて悲しい女なんでしょ!バーカ!バーカ!バーカ!!』そう言って去る姿も!
ハミヤとの口喧嘩では『アタシ喧嘩は超弱いの!止めてください!誰かこのチビを止めてー!』なんてパンチ入れる姿も!
『キャッーーー!人がしんでるーー!!』なんて器械体操する姿も!
なんて楽しそうにコメディを演じる稲葉さん!!
女優稲葉麻由子がとっても輝いて見えたよ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『舞台は二作目ですが前回は殆ど台詞のない役で、これだけ台詞がある作品は今回が初めてです』
言われなければそんな事も感じさせない抜群の存在感!!
初めてお逢いする仲田ありささんは、原作とアニメから飛び出してきたようなリンを演じてくれました。
声優さんらしく初日から全く崩れないアニメで観ていたあの可愛いリンの声が聞けて嬉しかったよー♪
お任せしたチェキのポーズに『う~ん………』と暫く悩み続ける姿も可愛いくて♪(///ω///)♪可愛いくて♪(///ω///)♪
ケンシロウに秘孔を突かれたように!僕の心臓は爆発寸前でした!!
『最初の台詞気付きましたか?』
初日にリンちゃんとゴブさんにも言われた【I Want You Back】に乗せての原作の台詞。
そんな事言ってるなんて全く気付かなかったよ。
でも可愛いリンちゃんの台詞を聞き取ろうと!初日のソワレはリンちゃんの真ん前に来る最前に座ったよ。
『この舞台はもう…始まっている!』
幼きマイケルの歌声と共に流れるジャクソン5。
僕はリンちゃんに全神経を集中させました!!
そして聞こえてきたのは…
『人は私を盲目の闘将と呼ぶ!!』
………
シシュウ様!!声張りすぎです!!《*≧∀≦》
リンちゃんの台詞…聞こえなかった。。。
『シシュウ様の声がガンガン届いて、リンちゃんの台詞聞こえなかったよ。。。』
『みんな声大きいですからねー♪頑張ったんですけどねー♪』
そんなリンちゃんが可愛くて♪(///ω///)♪可愛くて♪(///ω///)♪
リンちゃんが頑張っているから!!
リンちゃんの台詞を意地でも聞き取ろうと!!
3日目マチネ!リベンジに挑みました!!
再びのリンちゃんベストポジション。
流れてきた幼きマイケルのシャウトも気にならず、リンちゃんに全神経を集中させました。
そして聞こえてきたのは…
『人は私を!盲目の闘将と呼ぶ!!!』
…シシュウ様!!初日よりも声張りすぎです!!《*≧∀≦》
でもその後…ちゃんと聞こえたよ。
『ケーーーーン!!来ちゃダメーーーーー!!』
両親を目の前で殺されたショックから立ち直れず、心を閉ざし言葉を発することの出来なかったリンが原作で発する初めての言葉。
原作の中でも特別な台詞が聞けて嬉しかったです☆
そしてテイターナ様が目覚めるシーンでのリンちゃんのこの台詞。
『オベロ様!!来ちゃダメッーーーーー!!』
あっー♪ちゃんと使ってくれてるー♪
今作への出演が決まりアニメでリンを研究してくれた仲田さんは、
『アニメだともう少し間を空けているのですが…』と、小さなところまで気にしてくれていたそうです。
そんな仲田さんが台詞を話す姿は、ケンシロウに恋する気持ちを胸のうちに秘め、原作で魅せるあの優しい笑顔そのままのリンに重なって見えたよ。
テイターナ様登場を待つお茶目な踊りも♪
舞台上にいる間のリンちゃんの何もかもが可愛いくて♪(///ω///)♪可愛いくて♪(///ω///)♪
気付いたら毎日チェキお願いしてました♪(///ω///)♪
『もう一人秘孔を突いて欲しいんだけど…ダメかな?』
『ちょっと!バットー!』
『にゃ~ん♪猫ですにゃ~ん♪』
『本当に反省してるの~?』
そんなリンちゃんの台詞がもう可愛いくて♪(///ω///)♪可愛いくて♪(///ω///)♪
平日の真っ昼間から僕の心は蕩けていました。
でもそんなリンちゃんのこの台詞。
『でも!!人を好きになるという事は強くなる事だと思うの!!』
この台詞がなければ終始可愛いだけのリンちゃんでした。
原作でも小さな身体なのにどこまでも大きな強さを魅せてくれるリン。
そんなリンのもう一つの魅力。
ちゃんと魅せてもらえたよ☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
原作で一番好きな南斗五車星。
初日にそんな五車星がモデルの三車星の配役見て嬉しかったなー♪
自分とユリアが腹違いの兄弟である事が分かり愛するユリアと結ばれる事が許されなかった南斗有数の拳の使い手は、誰にも縛られない流れる雲のように生きる道を選びますが、自分が仕える南斗六聖拳最後の将がかつて愛したユリアと知った事でユリアをケンシロウに逢わせる為に拳王ラオウとの闘いに挑み敗れます。
南斗六聖拳最後の将の正体を知りたいラオウは瀕死のジュウザの秘孔を突き、強引に口を割らせようとします。
しかし最後までユリアの名前を隠し『拳王の…クソバカヤロウ…』の言葉と共に絶命する雲のジュウザ。
そんな五車星最強の男、雲のジュウザを演じた笹木ありさちゃん。
舞台デビューして間もないのに何故か漂う大物感!
昨年初めて観た門星家のデビィも新人とは思えなかったよ!!
誰でも苦戦するアドリブ劇でもゴブさん相手に怯まず!果敢に挑んでいました!
Twitterでも真冬の真夜中に公園で寝た…とか本当かよ!?って突っ込みたくなるツイートしたり!
原作通りの『食いたい時に食い!飲みたい時に飲む!』の台詞もジュウザでなくても普段からやってるでしょー♪
お調子者だけど誰もが惚れてしまう魅力的な雲のジュウザのように、
美人顔でスラリとしたそんな佇まいのありさちゃんのジュウザも大好きでした!
『テイターナ様なんて本当にいるのか?』
『テイターナ様。この命果てるまでお仕え致します!』
こんな台詞も原作のあのシーンだ…なんて思って重ねて観てたよ。
オープニングで言っていたと言うジュウザの台詞。
『拳王のクソバカヤロウ!』と、
『なんだって~?全員子持ちだって~?』。
この二つ聞き取りたかったなー!!
昨年勝手に開いた授賞式。
門星家の秘密のデビィで新人賞あげようか最後まで迷いました。
そんなありさちゃんにはドラフト外で入団しながら1年目からブレイクするプロ野球の新人のように!
今年は更に活躍してくれる!!
って、勝手に期待しています(。・_・。)ノ
そして北斗チームでジュウザを演じた中条智世さん。
原作の五車星のように三車星を模した三角形の星型、ありさちゃんは掌に書いていたけど中条さんの掌にはないなーって思ったら、
『ここにあります♪』
そう言い魅せてくれたお綺麗な胸元を見せて貰った僕の頭は、ラオウの愛馬黒王に蹴られたようにクラクラしてしまいました♪(///ω///)♪
長身の中条さんのジュウザも!
底知れぬ強さを秘めたような凜としたお姿で格好良かったー!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
もうすっかり自毛のように見えるおヒゲ。
今回もメイクには見えませんでした。
越智さんが『おヒゲ描いてから歯みがきしてました♪』と仰っていましたがそれでもメイクが落ちなかったのは、やはり自前のヒゲなのでしょう。
そんな毎回挑戦してくれる女性を捨てたんですか!!?風なメイクも全ては『お客さんに楽しんで欲しいから』という想いから。
子供の頃から決して他人には媚びず頭を下げなどせず力で制圧してきた拳王ラオウ。
そのラオウが生涯唯一恐怖のあまり見動く事が出来なかった程の鬼神として悪行を繰り返していた南斗の男は、しかし自らを悪の道から救ってくれたユリアに仕える五車星の一人となってからはそんな姿を押し殺し、大きな身体を丸め優しい心で子供達を護る事に命を捧げました。
プロレスラーだった面影より、見てるだけで笑ってしまう風貌のタネン演じる235さんと山のフドウが重なるんです。
リングのロミオとジュリエットで初めてお逢いした時から、ずっと変わらずお優しい姿を観てると応援したくなるんです。
三車星が皆の動きを止めた時に流れてきたあの曲。
初日にあの曲を聴いて目の前に235さんが見えた時には…
あの日を思い出してホロリと来たよ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
稲葉さんと同じく昨年の楽園で観た保土田さんは偽りの北斗神拳伝承者ジャギを演じていました。
役名はジャミ。
でもその姿はジャギそのものでした!
『オレの名前を言ってみろ~!』
原作の名シーンも見事に!!仮面を付けた完璧な形で再現されていました!!
原作ではケンシロウに全く効かなかった北斗羅漢撃が!まさか!?
テイターナ様に効いてるやん!
本物のケンシロウを前にして右手の銃が自分に向いてしまうあのシーンも!原作そのままで笑ったよー♪
原作では数少ない改心する事なく悪のまま消え去るキャラクターのあのジャギが!!
アセンズの者達の結婚を祝ってるなんて!!
あの極悪ジャギさえも愛らしく見えました!
そしてジャミ一味三人組の見事なコント!!
北斗の拳では一コマで倒される名もなき悪のザコキャラ。
そんな彼等に命を吹き込んでくれた日下さん周藤さん泉谷さんも絶品でした!!!
『オレも北斗の男がいい!』
『オマエがジジイでオマエがババアか!(^○^)』
『オマエなんかに抱かれてない!!』
『裏設定だよ!!』
『ジジジジジジ…じいさん…めめ…目が見えないのかい?』
『緊張してんじゃねえよ!!』
もしも続篇があるなら!三人組の出番増やしてください!!
そして何度聞かれてもこう答えます!
『オレの名前を言ってみろ~!』
あなたはジャギです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オベロ役の川西進太郎さん。
シェイクスピア作品だろうと、世紀末救世主伝説だろうと、川西さんの前では影を潜めます。
誰も敵わない圧倒的な存在感。
テイターナ様への幻術も『ドォッーーーン!!』なんて大声張り上げるだけで全く効かないし!
原作で黒夜叉が出てくる修羅の国は暗く哀しい物語なのに、川西さんの前ではコテコテのお笑いに世界観までをも変えられていました!
原作で黒夜叉が仕えるのはケンシロウの実兄のヒョウ。
パットとリンが黒夜叉なら…
オベロ様はヒョウ!?
川西さんはあの北斗神拳伝承者ケンシロウの兄!?
勝手にそんな想像して楽しんでましたー♪
オベロ様とテイターナ様が護っていた北斗宗家の子供。
僕にはラオウの子供のリュウに見えたよ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
みんな原作とは少し名前を変えているのに…
ケンシロウそのままやん!!
ビジュアルもそのままやん!!
ケンシロウがデミとサンダへ突く秘孔。
原作ではラオウの実兄カイオウがリンの愛を欲するが為にリンに撃ち込む【北斗琉拳死環白】。
『経絡秘孔の一つ!めっちゃすきやねんを突いた!!』
いやいや…そんな秘孔どこにあんねん!
三車星が皆の動きを止めて流れた曲。
『♪交わした約束忘れないよ♪瞳を閉じ確かめる~』
リングのロミジュリを思い出して感動してたら…
そう思った次の瞬間
『ヨォーシ!秘孔突いていくぞー!』
…。ケンシロウ様!!
予告付きの秘孔突き。そんなシーン原作にありません!
秘孔突きながら『凄い近い!ここもスゴーイ近い!』なんて姿は今思い出しても吹き出してしまいます!!
目の前にあるリンちゃんの指先も『ここも近いー!』なんて離された時は『ケンシロウ様!離さないでー!《*≧∀≦》』なんて思ったよ。
そして『誰かいないかー!?誰かいないー!?』なんて呼ぶから手を挙げたらケンシロウが拳を撃ち込んでくれたよ♪
都合2日間も撃ち込んで貰いました♪
日を追う毎にみんな膝がガクガクして必死さが伝わってくるのにどうしても笑ってしまいました!!
最後の観劇になった4日目マチネ後客席に座っていたら、まるでアニメのオープニングのように!
世紀末の荒野の向こう側から歩いてくるかのように!
ケンシロウが近づいてきました。
そしてこう言いました。
『いつも手を挙げて頂いて…撃たれてくれてありがとうございます』
えっ!!?ケンシロウ様!!
めっちゃ良い人やん!!(*≧∀≦*)
その時のケンシロウ様は、オベロ様の言うどこまでも哀しい眼ではなくとても優しい瞳をしていました。
最後に手元にあったチェキ券。
最後の一枚はハミヤかレイアへと思っていたけど、そんな優しいケンシロウ様に最後の一枚を捧げました!(。・ω・。)ゞ
稲葉さん!ちっぴー!最後逢いに行けなくてごめん!
『あそこは毎公演客席に振ってませんよね?』
『あのシーンでは時間とその日のお客さんの感じを見て振ってます』
ケンシロウ様はめっちゃ空気読んでました!!
『Twitterにケンシロウが登場しないのですが?』
『今はTwitterやっていませんので…』
いや!スマホ持ってるケンシロウなんて想像出来ません!
どこまでも原作に忠実に!
ケンシロウとして生きた定松正憲さんは…
原作以上に太い眉毛のまま戦いの荒野へ帰っていきました。
『ケーーーン!!カンバッーーーク!!』
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ヒロインハミヤを演じた水谷さん。
『♪ハミヤの~想いを♪ジョークにしないで~』
『ちょっとストップ♪そこでストップ♪』
『ク♪ソ♪エ♪ロ♪イ♪』
『ヘビか!!喰ったる!!喰ったる!!』
そんな風にコメディを楽しそうに演じている姿可愛いかったよー♪
舞台を観るのは初めてでお名前も知らなかったのですが、
舞台慣れされてるように落ち着いた水谷さんのハミヤは、お喋りなレイアとは対称的でサンダに振られる姿が可哀想に見えたよ。
まさかのスローモーション『やれるか幕の内!!?』からのレイアとの言い争いも楽しかったー♪
『この毒蝮三太夫!町内会の盆踊りで毒づく毒蝮三太夫!!』
『誰がチビや!ボケカスッー!!』
ゴブさんの台本ではなくもはやアドリブなのか?演技なのか?はたまた素なのか?判別出来ない程ノリノリに見えました!!
ケンシロウに捧げた最後のチェキ券で聞きたかった事がありました。
ミナミのハミヤさんのおっぱいが大きく見えたのは…
アセンズの森が生み出した幻想だったのでしょうか?(。・ω・。)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アセンズの森に立ち込める霧の中、闘う南斗の二人の男。
『貴様の血は…何色だあー!!』
悪の暴徒に殴られ血を流すリン。
その姿を見たレイの発する原作の名シーンがここでも観れたよ!
南斗聖拳の金髪。
その姿が南斗六聖拳の帝王サウザーのようで金髪がめっちゃ似合ってました!!
『ユリア…永遠に』を熱唱される姿は!
本家クリスタルキングにもひけをとりませんでした!!
ケンシロウに秘孔を突かれ顔の表情筋を失ったかのような無表情のゆきちちゃんとの2ショット!!
とても貴重なお二人が観れたのも嬉しかったー♪
レイアに愛されるという夢のような役柄のデミ。
初めて観る内田さんは最初ハートかと思いました!《*≧∀≦》
でもレイ…だったのかなー?《*≧∀≦》
もう仕種も台詞回しもその存在感が圧巻でした!
『ユリア…永遠に』でのオベロ様とのアイコンタクトも!
ハミヤに弄られる姿も!
レイアに愛される姿も!
毎公演汗だくになっている姿は…華麗に南斗水鳥拳を放つレイのように美しく映りました!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
原作で牙一族に拐われるのはレイの美しい妹アイリ。そんな牙一族に連れ去られた過去を持つポリタを演じた越智春奈さん。
作年末ゴブさんと共演された舞台でもお綺麗なのに過激な方って印象でしたが、
時折ハスキーなお声で豹変するポリタの姿からは越智さんのイメージにより近い原作の牙一族そのものでした!!
『アタシが牙一族の何だってんだよ!!ハァ!!?』
『オウ!オメエラそこ並べ!!』
そんな台詞で暴れるポリタには本物感が溢れていました。
ビーフジャーキーに反応したりハミヤの匂いを辿る姿や、シシュウ様とイジアを説教するシーンなんて何故かとてもリアルに見えました!
そんな越智さんですが、舞台から客席をよく見てるなー!って感心しました。
ダンスシーンなんて楽しそうに!それでいて客席の端から端まで笑顔を振り撒きながら踊られていて凄い!って思ったよ。
リアルに怖い方かなって緊張しながらもお逢い出来て良かったよー♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『子供の頃の雄大です』
写真を観て1月に観た舞台に出演していたのは分かったけどどんな台詞を話していたかまでは思い出せませんでした。
稽古中Twitterに挙がった写真からはバットの雰囲気が良く出ていて本番ではどんな感じになるのか楽しみだったよ。
『シェイクスピア作品が好きでした。真夏の夜の夢なら妖精を演じたいと思っていました。そしてゴブさんにこのお話を頂いて…』
そう楽しそうに話す姿からもシェイクスピア作品を愛しているという気持ちが伝わってきたよ。
エンドレスな寒い夜だからのダンスでも!
みんなへばっている中でもキレキレのダンスで楽しそうに!!
笑顔で踊るそんな姿は本当に楽しそうだったよー♪
『オレこそはこの夜をさまよう黒夜叉のパット様だ!』
まるで【ぼくは夜をさまよう浮かれ小坊主…】とシェイクスピアの原作を語っているように、初日からとても生き生きして見えたよ。
【韃靼人の矢よりも早く】が、
『ルパンのワルサーP38よりも速く帰って参りますー♪』
韃靼人がルパンになるなんて…!?《*≧∀≦》
アセンズの森に立ち込める深い霧。
『アタシの良い人どうするつもりよー♪』
『これは面白い!あっちがこっちでこっちがあっちで!』
『混乱が困惑を生み困惑は混沌としてやがる!』
『この廃墟の森が面白い事になってらー♪』
バットの姿をした妖精は
憧れていたシェイクスピアの台詞一言一言を
とっても大切に語っていました。
『皆様。春を前にして真夏の騒がしい夜も幕を閉じます…』
このエピローグを語る舞台上の妖精が大好きでした。
公演後。真夏の夜の夢を読み返したよ。
【あちらこちらと小鬼のパック、恋の奴っこを引きずり廻せ!】
【ここだ悪党め、剣を抜いて待ってるぞ!】
【まだ三人か?も一人来い!そら来た!おきゃんのしょんぼりが】
【夜の住人、私どもの、とんだり、はねたり…】
【もしも皆様、おきに召さぬとあらば、こう思召せ…】
【ちょいと夏の夜のうたた寝に垣間見た夢まぼろしにすぎないと】
あの日のパットが脳裏に甦ってきたよ。
『真夏の夜の夢だけども北斗の拳で!』
稽古でゴブさんに言われ『……(´・ω・`)?』だったそうですが、
シェイクスピアを感じさせてくれる北斗の拳。そして…
北斗の拳のようでしっかり真夏の夜の夢。
『ビジュアルも北斗の拳が強いのですが、実はしっかり真夏の夜の夢の世界観も持った作品なんです!』
そのお言葉通り、しっかり真夏の夜の夢も楽しめたよ。
【このパック、御覧の通りの正直者】
【思いもうけぬ仕合わせに、悪口屋の蛇の舌をばま抜かれましたこのうえは…】
【ますます精だし見事な舞台をお目にかけるよう、一同に変わってお約束いたします】
【パックは嘘をつきませぬ】
【いずれパックが…舞台でお礼をいたします】
『真夏の夜の夢は主役という主役がいないんです。強いて言うなら主役は妖精!だから主役はちっちゃい子ですねー♪』
楽園からの帰り道。
あの日のゴブさんとの会話を思い出したよ。
今作のヒロインはハミヤ役のちっぴー。
それじゃ主役は?
もしかしたら。
あの時からゴブさんの頭の中には今作のアイデアがあって
真夏の夜の夢の妖精パックも
北斗の拳のバットも
どちらも演じられる子を探していたのかも?
もしかしたら。
エピローグでパットが言ったように
入場時に秘孔を突かれていたのかも。
アセンズの森が産み出す幻想を観ていたのかも。
例えそうだったとしても…
【真夏の夜の拳】
僕にはこの作品の主役は、伊井ちゃんに見えたよ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
久しぶりのTOM★CATが嬉しくて!
【LOVE SONG】を何度も聴いてるよ。
『♪I don't like love♪Cause I love you~♪バカげてるけれど興奮する』
ホント最高にバカバカしかったです!!
バカバカしい程の北斗の拳!!
でも最高に…興奮するほど楽しかった!!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『TOUGH BOY』。
この曲はバットとリンが成人になり戦士として認められた頃に使われたアニメのオープニング曲。
この曲もこの舞台で久しぶりに聴いたよ。
原作ではラオウ亡き後平和が訪れると思われていた世界には再び悪が蔓延り、北斗七星を模した北斗の旗をはためかせ悪と戦う戦士として成長したバットとリンの元に再び、ケンシロウが帰ってきます。
この曲を聴きながら思ったよ。
伊井ちゃんと仲田さんが舞台女優として更に成長した頃…
ケンシロウは帰ってくるかな。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ゴブさんにも2種類のブックカバーにサインを貰ったよ。
いつものように一言好きなことを書いて貰ったよ。
そして書いてくれたのが、
【オマエはもう…ファンになっている!】《*≧∀≦》
そしてもう1枚にはこんな事を書いてくれました。
【次回予告。オセローにご期待ください!】