最初に米国でIRを始めた時、最短で5分で話を打ち切られた事がありました。
わざわざN.Yまで行って非常に悔しい想いをしたのですが、直ぐに私の話がつまらないのだと反省して方針を変えました。
長々としたIR資料を半分程度に纏め、5分で会社の内容が伝わるよう話を組み立て直したのです。
すると、そこから話が打ち切られる事は無くなりました。
「Simple is the best」
ビジネスマンにとって大切な事を改めて気付かされました。

また、未来のビジョンや社会にどんなインパクトを与えたいのか?
これもしつこく聞かれた事でした。
「Mr杉本は何の為に会社を経営しているのか?」
少しでも言い淀むと怪訝な顔をされ、話が終わってしまう事も多々あった訳ですが
「本気で信じた理念とビジョンが無ければ世界では通用しない」
これも改めて気付かされた事でした。

僕は米国で修行の日々を送り、いかに今までの経営の意識が低かったのか、そして全てを賭ける覚悟が薄かったのかを気付かさたのです。