昨日の投稿に沢山の質問を頂きましたので、僭越ながら回答をさせて頂きたいと思います。

Q1. リーマンショックと比較すると、今回のコロナショックはどうですか?

A1. 現時点での話になりますが、破壊力はリーマンショックの方が遥かに大きかったと考えています。今回は金融市場が緩和的である事が全く異なります。リーマンショックは金融引き締め+景気後退+米国最大規模の金融機関の破綻。というトリプルパンチが同時に起きた事象でした。
今は、ビジネスでやれる事はまだまだ沢山あると思います。


Q2. このタイミングでなぜ業績が好調なのですか?どんな準備をしてきたのですか?

A2. 主に要因は5つあります。
①収益の柱をサブスクモデル(家賃収入と管理収入)への転換をして、社員の給料を全額ストックで賄えるようにしました。
②いつかはこんな日が来るだろうと予測し、キャッシュを販管費の3年分確保していました。
③これまで2度の経済危機を体験しましたが、ワンルームマンションは不景気になっても稼働率が上がりました。なので、良い意味でも悪い意味でもボラテリティの低いワンルーム事業を主軸にしてきました。
④過去の経験から、銀行からの借り入れを30年以上の長期で、赤字になっても返さなくて良い契約にして頂いていました。弊社の実質自己資本比率は70%を超えます。
⑤上記の方針をずっと社内にも伝え続けてきたので、社員の皆さんが冷静に行動してくれています。


Q3. オリンピックはどうなりますか?

A3. 僕の個人的な見解ですが、中止は有り得ないと思います。延期に関しては、経済にとっては良い事だと思います。この状況で寧ろ期待値が伸びること、そして希望がある事はプラスマイナスを差し引いても、プラスが大きいと思います。


Q4. これからの相場をどう見られていますか?

A4. 過度の悲観だけは禁物だと思います。必ず雨は止みますし、嵐は過ぎ去ります。
今は新規の投資は控えてキャッシュを確保し、守りを固め、年央辺りには投資のチャンスがやってくるのではないかと考えています。