25年振りに我らの広島カープが優勝致しました。
この歓喜の瞬間をレフトスタンド広島ファンの皆様と共有出来た事は望外の幸運であり、一生の思い出となりました。
苦節25年、書きたい事は様々有り過ぎるのですが、特に優勝を決めた試合で印象に残ったシーンが2つありました。
1つは広島緒方監督が優勝後のインタビューにて
「コーチ、選手はもちろん、裏方スタッフさん、ファンの皆さん全てに感謝です」
この言葉を繰り返していた事。
もう1つは黒田選手と新井選手が感極まり号泣し、熱い抱擁を交わしたシーンでした。
9年前お互い涙を流しカープを去り、そして戻って来ました。
15年連続のBクラスというカープ屈辱の歴史と共に歩んだ2人の男泣きに、カープファン誰もが涙した名シーンとなりました。
広島の優勝に限らずとも我々がスポーツの何に魅せられるのかというと、限界に挑む選手達の苦難と葛藤を知っているからこそ、乗り越えた時の喜びと涙に感動し、そしてその奇跡に心が奮い立たされるのだと思います。
ビジネスもスポーツも光り輝く瞬間は一瞬であったとしても、その一瞬の刹那に輝く為に希望を持ってやり続ける。
しかし人生は諸行無常です。やり続けても結果は出ないかも知れない。それでもやり続ける。
そして奇跡を信じ、諦めずやり続けた人のみに一握りのチャンスがやって来るのだと思います。
私達のグループ理念にもあるのですが、いつの日か大きなうねりを起こし、皆様に愛と感動で応援をして頂ける会社を創りたい。
広島カープの優勝とカープファンの地響きの唸りのような応援を通じ、改めて決意を強くしました。
感動をありがとう。我らのカープ!