今回被害に遭われた熊本の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
僕も個人として、会社として物資を届け、寄付をしました。
社員と力を合わせ、さらなる募金活動もしていますが、こんな時に自分に何が出来るのかを考えさせられます。
日本で生きていく限り、一生付きまとうであろう震災の恐怖。
予告も無く訪れる無慈悲な地震という名の悪魔と戦い、打ち克つには、準備を怠らないこと、そして助け合うことしかない。
多くの方が亡くなり、多くの残された方が深い悲しみと絶望に暮れていると思います。
私事で恐縮ですが、実は僕も一昨日、大切な先輩であり、友人だった人を突然失いました。
人生、経営、アート、色々な事を教わり、親子ほど歳の離れた僕を友人のように可愛がってくれました。
今日ばかりは深い悲しみに暮れています。
悲しみに暮れてばかりでも意味は無い。と理性で思っても、なかなか感情の整理はつきません。
しかし、残された我々の人生は続きます。
その刹那に故人へ、熊本へと想いを馳せ、今自分に出来る事をやるしかない。
彼が直前に納めてくれたアートを眺めていたら、胸に熱いものが込み上げて来ました。