昨日から会議で大阪に行っていました。
一週間遅れでの記事になってしまいますが、先週の月曜から水曜まで委員会視察で

江東区のTOKYO GLOBAL GATE WAY(体験型英語学習について)
浜松市学校教育部(不登校対策について)
京都市建設局(自転車対策について)
京都国際マンガミュージアム(廃校利用について)
大阪市消防局(救急体制について)

に行ってまいりました。

(写真は江東区のTOKYO GLOBAL GATE WAY)

水曜の夜に仙台に戻り
木曜は仙台市児童相談所(現在の児童相談所の抱えている問題の把握と設備について)と青葉区内の某小学校(帰国子女や外国籍で日本語に不安を感じている子どもへの日本語教育について)

金曜は女性を応援するシェアオフィスURL(ワーキングマザーや女性の働き方の変化について)

に行ってまいりました。

議員になって初めての視察でしたが一週間で8ヶ所に伺いました。

さて内容は一つ一つ書くと大変長さになりそうなので、時間ができたら書いて参りますが、今回は視察の考え方について。

私は国会議員の秘書が長かったので、視察、というと設える側が多い状況でした。
議員という任を頂き視察という仕事に対して見方がだいぶ変わりました。

他都市の視察ですと事前に仙台の状況とどのように違うのかできるだけ情報を集め、目的意識を持って視察を行う。
予算とその事業を行うに至った経緯を知る

ある事業を行う時には市の抱えている問題を分析し、その原因を潰す、または効果が大きいと思われるツボを抑えています。

だからこそ自分の目で見て今の仙台の状況と対比させながら見ることの重要性を感じます。

例えば今回の他都市視察であげれば仙台でも問題になっている放置自転車や自転車マナーについて
京都では民間のレンタサイクルと自転車駐輪場の整備を応援しています。その上で放置自転車の撤去を厳しく行い、自転車走行のルールの徹底と道路の整備を行っています。




これは予算などは調べることができても現場に行かなくては分からないものが多くあります。

また、市内の視察はいま仙台で困っていることやその解決になる場所に伺い現場のプロフェッショナルに話や考え方を聞くこと。

例えば今回の市内の学校では、今後国の政策で外国人の人材が今より多く日本に来たことを想定し、その外国人のお子様が日本の学校でスムーズに授業を受けることができるよう行っている日本語教育について視察させていただきましたが、子どもと一緒に日本語の授業を受けさせていただき日本語を教える先生方のスキルを見させていただきました。
しかし問題としてはこのような高いスキルで日本語を教えることができる先生の人数は決して多くありません。

他都市視察も市内の視察も漫然と仕事をしていてはいくら良いものを見ても意味がありません。常に問題意識を持つことで視察させていただいたり意見交換をさせていただいたことを市政に活かすようにしなくてはいけません。

今後も視察や意見交換を大切にし、しっかりと仙台の市政発展に尽力してまいります。