サブプライムローン問題の今後の行方を決めるのは、、、 | 不動修太郎の「ニュース報道の裏側」

サブプライムローン問題の今後の行方を決めるのは、、、

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モノラインとよばれるアメリカの専業保険会社のお話を
したことがありました。生命保険とか損害保険害会社は
沢山の商品を持っていて多数の保証をしているので
マルチラインと呼ばれますね。これに対して狭い範囲の
保証しかしていない保険会社はモノライン(1本線=
専門保険会社)と呼ばれます。こういう専門保険会社は
昔は州や市が発行する地方債の保証をしていました。
地方自治体が破綻することは考えられませんからお堅い
仕事でありモノラインの保険会社の格付けは高いので、
安定した資金の調達が出来ていたんです。

ところが、最近はサブプライムローンを証券化するのにあたり、
ローンの貸し倒れの保証をモノラインが担当しているんです。
サブプライムローンを売り捌く人間が、モノラインの保証を
つけることで、サブプライムローンを安全に見せかけて
証券化し、販売していたんです。確かに保険を掛ければ
安全になりますよね。皆様も自分の家や自動車に保険を
掛けていますよね。

 アメリカの金融機関の殆どが破綻しかけている破綻候補です。
もしもモノラインの保険会社が倒産する事態になれば、
さらに信用不安は広まるでしょうね。そうなると一部で予想されて
いた大恐慌の可能性が高まります。私はモノラインが持ちこたえれば
大恐慌は起きないで深刻な不況程度に抑えられると見ています。
いずれにしてもモノラインの破綻が相次ぐかどうかで今後の
シナリオは大きく変わってきます。