サブプライムの要因=不動産の高騰 | 不動修太郎の「ニュース報道の裏側」

サブプライムの要因=不動産の高騰

0cfe1f26.jpg

ランキングのクリックをお願いしますね。

 

 

 

サブプライムローンの背景についてお話を続けます。
アメリカでは昨年までの15年ほどの長い年月に
渡って景気が良く、不動産価格が上がり続けていました。
地域によりますが、昔は1500万円(相当)の家が、2000万円に
なり、3000万円になり、あっと言う間に4000万円に
なったわけです。そういう値上がりを目の当たりにすると
家を買いたい消費者は「早く買わないともっと値上がりして
買えなくなっちゃう!」と焦るわけです。不動産業者も
同じように「早く買わないともっと値上がりして買えなく
なりますよ」といって煽ったわけです。このような状況ですので、
本来はローンを組めない所得の低い人達もこぞって家を買いに
走ったわけです。
 

  この図式は日本のバブル期とまったく同じです。この焦りは
よーーく分かります。私らの年代ではバブル期に
貯金が少ないにも関わらず、無理なローンを組んで
しまい、バブルが弾けてから苦しんだ人がとても
多かったです。