アメリカ大統領の補佐官 | 不動修太郎の「ニュース報道の裏側」

アメリカ大統領の補佐官

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【ニューヨーク=山本正実】オバマ次期米大統領は24日、
地元シカゴで記者会見し、来年1月に発足する新政権の主な経済閣僚を発表した。

 金融不安の収束を担う財務長官にティモシー・ガイトナー・ニューヨーク連邦準備銀行総裁(47)、ホワイトハウスの大統領補佐官(経済担当)兼国家経済会議(NEC)議長にはローレンス・サマーズ元財務長官(53)をそれぞれ指名した。統領経済諮問委員会(CEA)委員長には、
クリスティーナ・ローマー・カリフォルニア大バークレー校教授が指名された。正式な就任は、
米上院の承認を経て、来年1月20日の大統領就任式後となる。

 ガイトナー氏の起用は米証券大手のベア・スターンズなどの大型金融機関の救済や破綻(はたん)処理を指揮した経験が決め手となった。同氏はクリントン政権下で財務次官(国際金融担当)を務めた。
サマーズ氏は、財政や国際金融に精通した実力派で、クリントン政権で財務長官を務め、米国史上最長の景気拡大を実現させた。1997年のアジア通貨危機などにも対処した。

(2008年11月25日10時35分 読売新聞)

ガイトナー氏が大統領補佐官に就任の見込みと報道された
だけで24日(日本時間の未明)にはドル高(円安)に
2円ほど動きました。それ位に期待が大きいということでは
なくて、先週はドルの動きが静かだったので、その反発と
みています。アメリカの、というよりも世界の金融不安は
簡単な人事や施策ですぐに上向くとはとても思えません。
それでも経済対策にすぐに着手するか手を拱いて(こまねいて)
いるかは大きな差になりますね。